M35とクラゲ星雲(ACL200・光害地・月明・Comet BP)

散開星団 M35&くらげ星雲
ふたご座の散開星団M35(光度5.1等・視直径28’)、超新星残骸 IC443 くらげ星雲(視直径50’)
  • 【環境】2021/2/19 20:59 – 23:48 / 兵庫県明石市/気温3℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.2(月齢7.7の月明有り)
  • 【光学系】Askar ACL200(200mm F4)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
  • 【ソフトウェア】<撮影><ガイド>ASIAIR PRO/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 49コマ/ASIAIR PROによるオートガイド・ディザリングあり
  • 【処理法】
    • PixInsight: ダーク・フラット補正、加算平均、DBE、PCC
    • Photoshop CC、ステライメージ8による調整
    • 3×3ソフトビニング・周辺部を若干トリミング

「ASIAIR PRO、ガイド鏡、小口径撮影鏡筒、カメラ」の一式をプレート上に並べて、ヒータも含めて配線したまま置いておき、赤道儀化したAZ-GTiにポンと載せて手軽に撮影しようという作戦は、AZ-GTiでのオートガイドが上手く行かず実現できていない。

AZ-GTiの方はとりあえず一旦保留して、バルコニーに置きっぱなしのSE2赤道儀で正常に撮影できるか確認している。BORG71FLは確認済みなので、今回はAskar ACL200を載せてみた。

Askar ACL200 + ASIAIR PRO + 3cmガイド鏡をSE2赤道儀に搭載
Askar ACL200 + ASIAIR PRO + 3cmガイド鏡をSE2赤道儀に搭載

光害地のうえ半月の月明があり、空は白く霞んでいて条件はかなり悪い。フィルターにComet BPを用いたがQuad BPにしたほうが良かった。

また、200mmの広めの写野では相変わらず背景の色むらがひどい。PixInsightのABEやDBEを使って補正したが、くらげ星雲はあまりあぶり出せなかった。やはりこのクラスの焦点距離は遠征地で使いたい。

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