系外銀河 NGC4216

系外銀河 NGC4216
NGC4216 (おとめ座の系外銀河・光度10.0等・視直径8.3’)
  • 【環境】2022/5/24 21:41 – 23:55 / 兵庫県明石市/気温 25℃→22℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.3→18.7
  • 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
  • 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 1.10 HF3/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 55コマ(合計165分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
    • 2×2ソフトビニング・トリミング有り

光害地の自宅から撮影した、おとめ座の系外銀河NGC4216。

中央の銀河がNGC4216で、左上がNGC4222、右下がNGC4206。その他にも小さな銀河が数多く写っている。下はPixInsightによるAnnotate入りの画像。

NGC4216付近の銀河
NGC4216付近の銀河

位置は、おとめ座のギリギリ北の端で、かみのけ座との境界付近。「マルカリアンの銀河鎖」と「しし座のデネボラ」の間になる。

NGC4216の位置
NGC4216の位置

この付近は「おとめ座銀河団」の領域であり、メシエ番号の付いた明るくて大きい系外銀河が多数存在する。このNGC4216も視直径が長径で8.1分角とメシエ天体並で、存在感がある。エッジオンにかなり近い角度で長細い銀河が、等間隔で3つ並んでいる様子が面白い。

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