- 【環境】2023/6/17 0:53 ~ 2:32 / 兵庫県明石市/気温 24℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.3
- 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 2.2/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・120sec x 49コマ(合計98分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- ピクセル等倍・トリミング有り
光害地の自宅から撮影した、ヘルクレス座の球状星団M92。
ヘルクレス座にはM13という巨大な球状星団があるため、M92はその陰で目立たないが、それでも視直径が8分角程度あり、決して小さいわけではない。ただこの領域が見やすい位置に来ると、どうしてもM13の方に注目が行ってしまう。また、先日画像処理した球状星団NGC6229もこの近くにあるが、さらに小さく目立たない。
これらの位置関係は下の図のようになる。
これら3つの星団の大きさを並べて比較しようと思ったが、今回と同じ機材(R200SS+エクステンダー+ASI294MC Pro)で撮影したM13が無かった。メジャーな天体は過去にたくさん撮影しているからと思って避けて、マイナー天体を優先して撮影していると、かえって最近機材でのメジャー天体撮影が出来ていなかったりする。明るくて大きな天体を短めの露出で、もうすこし楽に撮影するのも良いかもしれない。
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