今日がペルセウス座流星群の極大日ということで、昨夜(12日)の夜から多可町に行ってきた。今回は残念ながら満月近くということで条件が悪く、さらに雲が多そうということであまり大きな期待はせずに出かける事にした。
現地に着いたが、やはり薄雲が多く星がはっきり見えない。
雲が切れても月が明るく、写真を撮るとISO800・F2.8の30秒露出で、まるで昼間のようになってしまった。
更に霧の発生も度々有り、写真でも眼視でも流星が見られない状況が続いたが、午前3時40分過ぎ頃、ISS(国際宇宙ステーション)が北天を通過すると聞いていたので、とりあえずそちらを向けて30秒の連続撮影をしたところ、ISSの通過とほぼ同時に、明るい流星が流れ、写真にも写ってくれた。
- 2011/8/13 3:42~
- EOS KIssX2 / ISO800
- タムロンA16 / 17mm F2.8
- 30sec. x4コマ 比較明合成
- RAP2, ステライメージ6, PSCS5
ISSの光跡が途切れているのは、露出間の切れ目。切れ目と切れ目の間の線が30秒間になる。ISSの通過する間の2分程度は連続露出したかったが、今日の状況では露出オーバーになるし、感度を下げると流星が写らないので妥協した。
また、このぐらいの時間から薄明が始まったが、ちょうど月が沈んだこともあって、流星がちらほら見えるようになった。ただ、写野内には流れてくれず、結局写真はISSと一緒に写った1コマだけとなった。
なおISSには現在、JAXAの古川宇宙飛行士が長期滞在されている。
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