- 【環境】2010/3/13 23:17- /兵庫県多可町/気温 不明/光害レベル:SQM-L測定値=20.8
- 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)+ ケンコーACクローズアップレンズNo.2
- 【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>-<撮影>-<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 480sec. x 5
- 【処理法】:ステライメージ6、Photoshop Elements8による処理、2×2 ソフトビニング後、トリミング
今月13日夜に多可町でFLT98を用いて撮影した、しし座の後ろ足付近に位置する系外銀河。M65(右上)はやや細長く、M66(右下)は太めの楕円形をしている。NGC3628(左)は特徴的な形をした大きなエッジオン銀河である。これら3つの銀河はまとめて撮影されることが多い。
今回は8分露出を5コマ撮影したが、スマートガイダーによるガイドの調子が良く、失敗したコマは無かった。
この日は黄砂のためか透明度の悪いボヤッとした空で、撮影した画像もコントラストが低くカブったような感じになった(下の画像は、JPEG出力を25%に縮小したもの・トリミング無し)。
しかし、SQM-L測定値は20.8で、そんなに悪い数値ではない。
この3つの銀河の組み合わせは、以前オートガイド機材を所有していないときに、自宅ベランダにてSE102の直焦点で撮影したことがある。
そのときは1分のノータッチガイドの19枚コンポジットで、光害もあったため、M65とM66が単なる楕円形にしか写らなかった。それに比べると今回は光害の少ないところで露出時間をある程度かけたためか、M65とM66の構造が分かるようになった。
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