2010/1/9 兵庫県多可町(と遠征機材の入れ替え)

昨夜は兵庫県多可町への遠征を行った。メンバーは私とりんしゃんさんの2人のみ。

今回、遠征の時に持ち出す機材を入れ替えた。これまでは「お手軽路線」ということで、眼視用にポルタ経緯台&SE120、星野撮影用にスカイメモRとEOS KissX2および200mm望遠レンズ・標準ズームという構成であったが、今後は望遠鏡の直焦点撮影を主力にしていくつもりなので、ポルタ&SE120とスカイメモRを車から降ろし、かわりにSE2赤道儀一式、ガイド鏡(ミニボーグ60ED)、撮影鏡(FLT98)、スマートガイダーなどの直焦点撮影機材を積み込んだ。本当は眼視用のポルタ&SE120は載せたままにしておきたかったが、残念ながら車のトランクに収まりきらなかった(何とか工夫して再度載せたいと思っている)。

さて、昨日は下弦過ぎということで、早めの19時に現地に到着した。空は透明度が悪いが快晴。早速機材を組み立て始めた。ところが、赤道儀の組み立て後に望遠鏡を載せようとした時にプレート(ガイドマウント付き)が無いことに気がついた。

ガイドマウント付きプレート
ガイドマウント付きプレート

この(↑)プレートを車に積み忘れたようだ。機材入れ替え時に良く有るミスである。

これではガイド撮影が出来ない。親子亀方式で何とか出来ないか考えたが、スマートガイダーではガイドマウント無しでの運用は無理だ。

仕方無いので、ガイド鏡を直接赤道儀に付け、ガイド鏡のアリガタプレートにバル自由雲台を付けて、200mm望遠付きカメラを載せた。結局、今回も200mm望遠で撮影することになった・・・。

気を取り直して、M31(アンドロメダ大銀河)を撮影することにした。先にガイド鏡にM31近くの2等星を導入しておき、自由雲台を動かしてカメラの写野にM31を入れ、60秒のノータッチで構図決めの試写。

M31(アンドロメダ大銀河)
M31(アンドロメダ大銀河)・構図決め用試写

構図が決まったので、スマートガイダーのキャリブレーションを始めた。しかし、キャリブレーション中に西から雲が空を覆い始め、キャリブレーションが終了しないうちに全天曇りになってしまった。

その後も天候は回復せず、日付が変わる前に撤収した。

撮影出来たのは、構図決めの為の60秒露出のM31のみ。残念な結果となった。

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