昨夜は快晴となったが、もったいないことに3時過ぎまで月齢12の大きめの月が出ていた。我が家のベランダは南東向きなので、月そのものは西空にあって観望対象とする事が出来ない。満月前というのが一番やっかいな状態だ。
とりあえずオートガイドのテストなどをしていたが、2時前頃に「今カノープスが見えるのでは」ということに気がつき、双眼鏡を出してきて南の低空を見てみるとあっさりと見つかった。今年もそろそろ見頃の時期になってきたようだ(現在の南中時刻は2時前)。
そこでカメラを取り出してきて固定で撮影してみた。
- 2009/11/29 2:13
- SQM測定値=18.09
- KissX2 / タムロンA16 50mm F3.5
- ISO400 15sec.固定撮影
- 2009/11/29 2:32
- SQM測定値=18.12
- KissX2 / タムロンA16 22mm F4.0
- ISO400 15sec.固定撮影
- トリミング有り
あいかわらず低空の光害はひどい。カノープスが見える南方向は工場地帯で、一晩中明かりが消えることがない。
ところで、参考までにSQMで南東・高度45°を測定してみると、18.12と、これまでの最高記録を更新してしまった。まだ月齢12の月が西空低くに出ているので最初から撮影をあきらめていたのだが、むしろこれまでの月のない時より良い状態であったことになる。これだけ光害があると、離れた方角で低空の月はさほど問題にならないということだろう。
これなら撮影が出来たはず。しかしさすがに3時前からセッティングする元気もなく、この日はあきらめた。
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