2020/8/15の木星と土星

昨夜はシーイングが良好な快晴となり、やっとまともな条件下で木星と土星を撮影することが出来た。

まずは木星。

木星 2020/8/15 22:44 (JST)
木星 2020/8/15 22:44 (JST)

これまでは薄雲や悪シーイング下での撮影が多く、ピクセル等倍では見るに堪えない画像であったため2×2ソフトウェアビニングで半分に縮小していた。しかし今回はそこそこ良好な画像が得られたのでピクセル等倍とした。

また、今回初めてWinJUPOSのDe-rotation機能を使って、90秒の動画の3回分を合成した。確かに1回分のみの場合と比べてノイズが低減されるようだ。

次に土星。

土星 2020/8/15 23:04 (JST)
土星 2020/8/15 23:04 (JST)

シーイングは良いが白っぽい空で、透明度はそれほど良くなかったため、土星は1/60では露出不足気味。1/30に落として撮影した。

眼視でも、今年1月にミューロン180Cを購入して以来、初めてまともなシーイング下で見ることが出来た。これまで使っていた短焦点屈折のFLT98CFより明るく高倍率を出せるので、より細かい模様を見ることが出来るようになった


この夜は土星撮影後、0時前に赤道儀からミューロン180C+惑星撮影セットを降ろし、FLT98CF+星雲撮影セットを載せて、こぎつね座の散開星団(NGC6823)を撮影した。

さらに3時前、もう一度ミューロンに載せ替えて火星を撮影するという忙しい夜となった。

惑星が集合するのは賑やかで見ていて楽しいが、撮影/観測することを考えるとできるだけバラけてほしい。今回も火星の画像処理はまだ手つかずで後回しとなった。

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