昨夜の火星。
視直径は19秒角を下回り、最接近時と比べてかなり小さくなった印象。しかし今後10年間のどの最接近時よりも、まだ大きい(こちら参照)。まだ見頃が続いていると言える。
しかしシーイングは相変わらず悪く、ピントが合っているかどうかわからない状況。
眼視では、XW7mm(約300倍)で南半球全体が黒っぽくなっているのがすぐ分かる。目を凝らして詳細を見ると、中央は「シレーンの海」でこれははっきり分かった。西寄りに大目玉のような「太陽湖」が出てきているが、これは眼視ではなんとなく存在が分かる程度。北半球はオレンジ色一色でのっぺりとしており、オリンポス山も分からない。南極冠は点のように小さいがはっきり確認できた。
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