光害地

SQM-Lによる光害測定値の検証

梅雨入りしてからこれまでほとんど晴れ間が無く、警報が出るような大雨が降ったりして、星を見る事が出来ない日がずっと続いている。最近は機材関係の更新もないし、天文活動はちょっと一休みという状態である。さて、SQM-Lを昨年秋に購入してから半年以上が経過したが、その間、季節によってどの程度の違いが出ているのか、お休みついでに比較してみた。まず砥峰高原だが、おおよそ0時近辺の天頂の値を比べてみた。グラフを見ると、秋冬(青色)と春(オレンジ色)であまり変わらず、おおよそ21等台前半の数...
機材

bahtinovマスクが日本国内で販売開始

国際光器さんから、ケンドリック社製の「bahtinov mask」が販売開始となったようだ。(読み方がよく分からなかったが、「バーティノフ・マスク」となるらしい)昨年末にこのbahtinov maskを自作した記事にて、なお、このbahtinovマスクはここで販売しているようだが、海外通販はちょっと抵抗がある。国内でも国際光器あたりが扱ってくれると良いのだが。と書いたのだが、それが実現した。ケンドリック社製ということで、やはり国際光器さんからとなった。この製品はプラスチック製...
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はやぶさの動画・画像

昨夜は(このブログで書いたとおり)和歌山大のネット中継で、はやぶさの再突入を見ることができた。配信が数分の遅延気味ではあったが、暗い画面に突然明るい火の玉が現れ、雲を照らし、輝きながら消えていったのを見たときは、なかなか感動的な気分であった。現地で中継されていた方々の音声が入っていたのも、臨場感があって良かったと思う(下記URL)。さらにびっくりしたのが、深夜のNHKニュースで流れた映像。はやぶさ本体がバラバラに分解しながら燃え尽き、その横をカプセルが真っ直ぐ尾をひいて進んで...
球状星団

球状星団の比較(梅雨入りで一区切り)

昨夜は遠征の予定だったが、あいにくの曇天のため中止となった。先週の平日はずっと晴れていたのに、週末になって天候が悪化してしまった。近畿地方はどうやら遅めの梅雨入りとなったらしい。5月から現在まで晴天の日が多かったように思うが、どうも天気と自分の都合があまりかみ合わず、あまり星を見ていない。木星と天王星の接近やマックノート彗星も、平日の明け方に起きていることが出来ず、結局見ていない。ブログもあまり更新せず、冬~春に撮った球状星団の処理だけやっていたように思う。春は透明度が悪い日...
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はやぶさ帰還

和歌山大学のネット中継で見る事が出来た(USTREAM)。下記URL 2分55秒ぐらいから。後で録画されたものを何回でも見られると分かっているのだが、リアルタイムでみるとやはり感動する(実際は数分ほど遅延していたようだが)。現地で中継してくれた方に感謝。
球状星団

M53(かみのけ座の球状星団)

M53 (かみのけ座の球状星団・光度8.3等・視直径3')【環境】2010/5/4 20:59- /兵庫県神河町砥峰高原/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.0【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<...
球状星団

M92(ヘルクレス座の球状星団)

M92 (ヘルクレス座の球状星団・光度6.9等・視直径8')【環境】2010/4/18 0:59- /兵庫県神河町砥峰高原/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.5【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/LVIスマートガイダー【ソフトウェア】】<オートガイド>-<撮影>-<処理>(下記の...
球状星団

M3(りょうけん座の球状星団)

M3 (りょうけん座の球状星団・光度6.9等・視直径16.2')【環境】2010/4/17 23:20- /兵庫県神河町砥峰高原/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.5【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡//LVIスマートガイダー【ソフトウェア】】<オートガイド>-<撮影>-<処理>...
球状星団

2010/5/15 砥峰高原

昨夜は、夜のみ曇りという芳しくない予報だったが、もしかしたら晴れるかもという期待と、色々と機材のテストなどを行う必要があったので、とりあえず砥峰高原まで行ってみた(私とりんしゃんさんの2人のみ)。22時半頃に現地に到着したが、薄雲が次々と通過するような状態であった。普通なら写真撮影はあきらめるのだが、iAGの動作や鏡筒のピント状態確認などのテストをしたかったので、多少の薄雲があっても写りそうなM13を入れ、ISO1600で2分の短時間露出を連続して行っていった。しかし、7枚ほ...
惑星状星雲

M57を処理してみたが・・・

2ヶ月ほど前の3月13日に多可町で撮影し、そのままになっていたM57を処理してみた。M57 環状星雲(ピクセル等倍)FLT98CF (D=98mm, f=618mm)Kiss X2ISO800 300sec x4M57は視直径が1分角程度の小さな星雲なので、上記の撮影機材ならばピクセル等倍で見たいところだが、どうもピントが甘いようだ。シャープ系フィルターでもごまかせないので、結局没にした。M57 環状星雲(50%縮小)そもそも600mm程度の焦点距離での対象では無いのかもしれ...
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