遠出・遠征

2010/1/16 兵庫県多可町

昨夜、多可町への遠征を行った。メンバーは私とりんしゃんさんの2人。21時半過ぎに現地に着くと、やや雲があるがおおむね快晴で、風もなく良好なコンディションであった。先週は赤道儀用のプレートを忘れた上にすぐに曇ってしまったので、今回がSE2赤道儀とFLT98CFの組み合わせでの遠征初撮影となる。機材は下記の通り(この写真は撤収前に撮影したので、鏡筒やカメラなどが凍り付いている)。撮影機材(2010年1月)赤道儀:ケンコースカイエクスプローラー2撮影鏡:ウィリアムオプティクス FL...
光害地

しばらくの間、ベランダからの星見が不可に

自宅マンションのベランダが修繕工事で封鎖今月初めからマンションの大規模修繕工事が始まり、建物の周りに足場が組み上げられた。まもなく足場の外側にカバーがかけられ、ベランダからは全く外が見えない状態となる。工事期間は5月のゴールデンウィーク前までの予定で、それまでの約3ヶ月半の間、ベランダからの星見は出来なくなる。A's Balcony、大幅パワーダウンだ。マンションの修繕工事は必要なことではあるが、ちょっと時期が悪かった。これから見頃になる火星や土星も見る事が出来ないし、工事が...
遠出・遠征

2010/1/9 兵庫県多可町(と遠征機材の入れ替え)

昨夜は兵庫県多可町への遠征を行った。メンバーは私とりんしゃんさんの2人のみ。今回、遠征の時に持ち出す機材を入れ替えた。これまでは「お手軽路線」ということで、眼視用にポルタ経緯台&SE120、星野撮影用にスカイメモRとEOS KissX2および200mm望遠レンズ・標準ズームという構成であったが、今後は望遠鏡の直焦点撮影を主力にしていくつもりなので、ポルタ&SE120とスカイメモRを車から降ろし、かわりにSE2赤道儀一式、ガイド鏡(ミニボーグ60ED)、撮影鏡(FLT98)、ス...
散光星雲

馬頭星雲と燃える木(FLT98での撮影)

オリオン座の馬頭星雲と燃える木(NGC2024)【環境】2009/11/15 1:54 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.9【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)+ケンコーACクローズアップレンズNo.2/LPS-P2フィルター使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>iAG(ASCOMモード) <撮影...
太陽

新年の太陽黒点

一昨日の記事で「今年は太陽黒点と経済の復活に期待」ということを書いたが、黒点の方は昨年末頃から徐々に数が増えてきているようだ。というわけで、今年の初撮影は太陽にしてみた(元日の月食は起きていられず、撮れなかった)。今日は雲が多かったが、薄雲の間からなんとか撮影出来た。2010年1月3日の太陽面ケンコーSE102 (キャップ絞り穴にアストロソーラーフィルターを貼りつけ)EOSKiss X2ISO200, 1/750sec50%縮小後、太陽部分を切り出し。太陽の黒点情報はこちらが...
未分類

謹賀新年 (平成22年)

新年あけましておめでとうございます。昨年一年間、このブログをご覧下さった方々、コメントやトラックバックなどを頂きました方々、どうもありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年は「世界天文年」ということで、日本でも各地で様々な天文イベントが行われました。最大の天文現象の「皆既日食」は全国的に曇りがちの天気で、残念ながら皆既帯で観測出来た人はごく少数だったようです(私の方は自宅でなんとか雲を通して部分日食を見る事が出来ました)。また、今年前半のルーリン彗星...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (3)

前回・前々回のテストでは、ガイド鏡として遠征持ち出し用のミニボーグ60EDを用いた場合、3等星以下の暗いガイド星での精度が良くなかった(実用上何とか使える精度は出るが、不安定で歩留まりが悪い)。それはおそらく、暗い星では露出時間が長くなるため、赤道儀への補正信号送出間隔も長くなってしまい、細かな制御が出来ないためだと思われる。そこでその後、ガイド鏡の構成を色々変えて試してみた。機材はこれまでと同じく、赤道儀がケンコーSE2、撮影鏡がW.O社FLT98CF(D=98mm, f=...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (2)

前回のテストで、2等級のガイド星を用いたガイドはうまくいったが、4等級ぐらいのガイド星では星が流れてしまった。暗めの星では露出時間が自動的に長くなってしまい、それにつれて赤道儀への修正信号の送出間隔も長くなったため、設定が合わなくなったのだろう。残念ながらそのときはカメラの電池切れでそこまでとなっていた。そこで翌日、暗めの星でのガイドを再試行することにした。機材は前回と同じで、撮影対象も同じM42である。ガイド星は、オリオン座のη星(3.4等)とした。ガイドマウントがあれば、...
拡大撮影

火星の撮影

そろそろ火星が見頃になってきたので、20日の夜に撮影してみた。機材と撮影条件は下記の通り。望遠鏡:FLT98CF(D=98mm,f=618mm)拡大レンズ:5倍パワーメイトカメラ:NexImage赤道儀:ケンコーSE2日付:2009年12月21日 0時頃露出時間:1/75sec.フレームレート:20fps撮影に先立って、眼視(ナグラーズーム3mm位置)で見たところ、シーイングはかなり悪く、火星像は常に揺れて変形していて、時折飛び跳ねるような状態であった(2/10~3/10)。...
機材

【機材】 LVI スマートガイダー (1)

・2009年12月購入現在、私が主に使用しているオートガイダーは「iAG」であるが、これはパソコンを必要とする。しかし遠征時にはあまり大きなバッテリーは持っていけないので、電力を食うパソコンは出来るだけ使用したくない。そういうわけで遠征用にスタンドアローン型のオートガイダーとして、LVIの「スマートガイダー」を購入した。スマートガイダーの一式は割と小さなケースに収まっている。電源は12V、カメラとの接続はLANケーブルを流用しているようだ。赤道儀のオートガイド端子には6芯のモ...
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