太陽

DS星空ナビで日食のシミュレーション

最近は週末の天候に恵まれず4月末以来遠征に行っていないため、DS星空ナビもずっと使うことがないままになっていた。ちょっともったいないので、今月22日の日食のシミュレーションを試してみることにした。 場所の設定 まずはじめに場所の設定だが、私の(部分食)観測予定地の経度と緯度を入力した。ただし、DS星空ナビでの場所の設定は、あらかじめ登録された地点以外は地図上をペンでタッチして指定する方式になっている。そのため、あまり細かい数字を入れることが出来ない。これは手先の器用さにもよる...
星野

七夕は曇り (こと座)

こと座 今日は七夕だが、残念ながら天候が悪く、織姫星(こと座のベガ)も彦星(わし座のアルタイル)も見えなかった。その代わりというわけではないが、4月に砥峰高原で撮影した、こと座の画像を処理した。 これはKissX2にタムロンA16(ズームレンズ)、プロソフトンAを付けてスカイメモRで撮影した画像を6枚加算平均し、4x4ソフトビニング後、こと座の周りを640x640ピクセル分切り出したものである。 A16は焦点距離50mmとしたが、これはフルサイズ換算で80mm相当の画角になる...
散光星雲

M8(干潟星雲)を光害地で直焦点撮影

M8 干潟星雲 (いて座の散光星雲・視直径90') 【環境】2009/6/28 23:49 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)/LPS-P2フィルタ使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド>iAG(α版)<撮影> - <処理>(下記の通り)【撮影法】ISO400/...
太陽

日食観測の準備2(ピント合わせ)

先週、部分日食撮影の準備を行った際、導入とピント合わせの難しさが課題として残った。そこで本日、雲が多い天気ではあったが再度検討を行った。撮影機材は先週と同じく、SE120のキャップ絞りにアストロソーラーフィルターを付け、架台はポルタ、カメラはKissX2である。 まず導入についてだが、これはどうやら慣れの問題のようだ。床にうつる鏡筒の影を見ながらだいたいの位置を決め、フリップミラーを眼視側(25mmのアイピースで24倍)にして、微動を使って少しずつ動かして探すと、あまり時間を...
拡大撮影

木星(2009/6/27未明)

2009/6/27未明に撮影した木星画像の処理を行った。 2009/6/27 3:54W.O.FLT98 / UW-6mm 拡大撮影法NexImage 15fps 動画約100秒RegiStax5 / ステライメージ6 / フォトショップエレメンツ51196フレームをスタック まず動画の撮影だが、NexImageの設定について最適値がよく分からなかったので、パソコンの画面で見て木星面の明るさが程々あって、ノイズが出来るだけ少なくなるようにゲインと露出時間を調整した。 取り込ん...

青空に浮かぶ月

このところ晴れても透明度の悪い白っぽい空になることが多かったが、昨日(日曜日)の午後は、午前中ずっとかかっていた薄雲が去って快晴となり、久しぶりに「青い」空を見る事が出来た。 できればこのような日曜の午後ではなく、もう半日早く土曜の夜に晴れて欲しかった。 と、愚痴を言っていても仕方がないので、青空にくっきりと浮かぶ月(月齢5.4)を撮影してみた。 手っ取り早く撮影する為、赤道儀ではなくポルタにFLT98を載せ、フリップミラーを介してKissX2を取り付けた。このようなときに手...
太陽

日食観測の準備

7月22日は日本国内で46年ぶりに皆既日食が見られる。皆既日食帯はトカラ列島や奄美大島などだが、部分日食は全国各地で観測出来る(今回の日食の詳細は、国立天文台のWEBサイトで詳しく解説されている)。 私は残念ながら皆既日食帯まで遠征する予定はないが、自宅近辺で部分日食を観測する予定にしている(ベランダでは最大高度約74°まで高くなる太陽を見るのはかなり難しい)。そこで今日は部分日食の撮影と眼視機材の準備を行った。 まず撮影だが、いつも車に積みっぱなしにしているポルタ経緯台とケ...
拡大撮影

明けの明星(金星)

明けの明星(金星) 2009年6月27日 4:18KiisX2 / タムロンA16 29mm F5.0プロソフトンA使用ISO400 1/2sec 最近は、昼間に晴れていても夜には曇ってしまうというパターンが続いていたが、昨夜は透明度は悪いながらも晴れ間が継続し、久しぶりに星を見る事が出来た。そこで、夜遅く帰宅してからオードガイドのテストや直焦点撮影、木星の撮影などを色々と試していたが、あっというまに薄明が始まってしまった。夏至を過ぎたばかりということで、現在の薄明開始はとて...
拡大撮影

天体観測の教科書 惑星観測編

2009年6月購入安達誠(編)、誠文堂新光社、2009、ISBN: 978-4416209141、2,200円+税 (表紙画像はこちら) 毎年のことだが、春~夏にかけては晴れても空が白っぽいことが多く、光害地では星雲星団の観望や撮影はあまり出来ない。そこで、今年はナグラーズームやWEBカメラ(NexImage)も入手したことだし、木星も見頃になってきたので、月・惑星を見てみよう(撮影してみよう)、と思い立った。 しかし、私は昔から星野写真中心なので、月や惑星はちゃんと観測した...
系外銀河

M101 (おおぐま座の銀河)と、その周辺の銀河

M101 回転花火銀河(おおぐま座の系外銀河・光度7.7等・視直径26.9')とその周辺の銀河 【環境】2009/2/22 2:37 - /兵庫県多可町/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】EF 200mm F2.8L II USM【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 4コマ【処理法】:ステライメージによる処...
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