星野

2009/12/19 兵庫県多可町

昨夜はここ数日の冬型の気圧配置が継続中で、かなり冷え込んではいたが、晴れ間が期待出来そうなので多可町まで出かける事にした(同行者はりんしゃんさん)。現地に着いてみるとおおむね晴れており、心配された風もほとんどない状況であった。早速スカイメモRを組み立てて撮影を開始した。天気は、時折小さな雲が横切るものの、夜明けまでほぼ快晴が継続した。日付が変わる頃には、しし座や北斗七星などの春の星座が姿を見せ始めた。現在しし座は火星と土星に挟まれている。火星と土星に挟まれたしし座光害レベル:...

月齢27.1

一昨日の朝、外を見るとすっきり晴れていて、とても細い月(月齢27.1)が薄明の中を昇ってくる印象的な光景を見る事が出来た。この日はふたご座流星群の極大日で、前夜からカメラを三脚に付けたままベランダに出しっぱなしだったので、そのまま撮影してみた。レンズは流星用に標準ズーム(タムロンA16)を付けていたので、まずはズームの望遠端で撮影した。月齢27.12009/12/14 6:15KissX2 / タムロンA16 50mm F4.0ISO200, 2sec.トリミング有りついでに...
流星

ふたご座流星群

今年のふたご座流星群の極大は日本時間12月14日の14時頃で、月も新月近くで良い条件であった。観測するには13日と14日の夜が最適だが、14日・15日が平日なので夜更かしは出来ず、遠征も無理なので、残念ながらベランダから眺めるだけとなった。13日夜、14日夜共に雲が断続的に流れてくる状態であり、ベランダから見ていてもなかなか見えなかった。結局眼視で見えたのは14日夜に2個だけである。写真の方は20秒露出の連続撮影でバッテリーの続く限り撮り続けたが、両日合わせて10コマに写って...
機材

iAG 0.4.0 リリース

オートガイドソフト「iAG」の、Ver.0.4.0がリリースされた(詳細は下記URL)。開発日記によると、今回の変更点は下記(引用)の通り主光学系カメラ露出機能およびグラフ機能をプラグイン化し、プラグイン選択により機能選択できるようにした。Pluginの管理ツール PluginManager を添付した。CameraのLowerCutThresholdの初期値を32とした。(元は128)主光学系カメラ露出制御の最終ショット時のAfterTimeとShiftをしないように変更し...
星野

エリダヌス座の新星

今日、帰宅してからアストロアーツの天文ニュースを見ていると、「エリダヌス座新星の発見前にオリオン座を撮っていませんか?」という記事が目に留まった。11月25日に板垣公一さんがエリダヌス座に発見した新星だが、発見前の11月14日頃に5等級程度まで増光していたことが分かったそうだ。場所はオリオン座のリゲルの近くで、オリオン座を写すと同じ写野内に写り込む可能性が高い。そこで、研究者の方が発見前の画像を募集しているそうだ(詳細は上記の記事にて詳しく説明されている)。実は、私も11月2...
星野

冬の大三角

冬の大三角【環境】2009/11/22 3:43 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.2【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 17mm F3.5 / 9コマ中、2コマにケンコープロソフトンA使用【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 9コマ【処理法】:ステライメージ...
機材

200mm望遠レンズ用 bahtinov mask

一昨日は、インクジェット用OHPフィルムで望遠鏡(FLT98)用のbahtinov maskを作ったが、昨日は200mm望遠レンズ(EF200mm F2.8L USMII)用を作ってみた。こちらのサイトで、焦点距離200mm、口径71.4mmとしてmask画像を作成した。この細かさでは切り抜いて作るのは大変そうだ。どうも開口部が小さいように思えるが、とりあえずそのままインクジェットプリンタでOHPフィルムに印刷し、段ボールをフードに巻き付け、それにテープで仮止めした。頼りない...
望遠鏡直焦点

OHPフィルムでお手軽にbahtinov maskをつくってみた

私は天体写真にKissX2を使っており、ピントはライブビューで合わせているが、これではなかなか一回で決まらないことが多い。ちゃんと合わせたつもりでも試写してみるとズレていたりする。特にEF200mmF2.8開放では結構手こずっている。そこで何か良い方法はないかネットを検索していると、最近「bahtinovマスク」というものが話題になっていることが分かった。多くの方がブログなどで取り上げており、評判もなかなか良い。下記のサイトでは、対象光学系の焦点距離や口径などを入れるとマスク...
星景

カノープス

昨夜は快晴となったが、もったいないことに3時過ぎまで月齢12の大きめの月が出ていた。我が家のベランダは南東向きなので、月そのものは西空にあって観望対象とする事が出来ない。満月前というのが一番やっかいな状態だ。とりあえずオートガイドのテストなどをしていたが、2時前頃に「今カノープスが見えるのでは」ということに気がつき、双眼鏡を出してきて南の低空を見てみるとあっさりと見つかった。今年もそろそろ見頃の時期になってきたようだ(現在の南中時刻は2時前)。そこでカメラを取り出してきて固定...
散光星雲

魔女の横顔星雲と、人工衛星軌跡の消し方について

IC2118 魔女の横顔星雲(エリダヌス座の散光星雲)【環境】2009/11/22 1:27 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.1【光学系】 EF 200mm F2.8L II USM 開放【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 11コマ【処理法】:ステライメージ6・Photoshop E...
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