9月の大型連休の初日だが、天気予報も割と良さそうとのことだったので、多可町へ遠征した。メンバーは私とA(2)さん、A(3)さん、りんしゃんさんの4人。
現地に着いたときは、雲も少なめで天の川も見えていたが、機材を出しているうちにどんどん雲量が増加してきた。晴れ間もあるが風が強くて雲がどんどん流れてくる状況だったので、スカイメモRによる星野写真はあきらめ、SE120による観望のみを行うことにした。
先月までに全メシエ天体の観望を完了したので、暗いM天体を星図を見ながら頑張って導入するというのはしばらくお休みにして、今回はアルビレオやアルマクなどの2重星、アンドロメダ銀河、プレアデス星団、二重星団等の導入しやすくて見やすいものばかりを対象にして、気楽な観望を楽しんだ。
なお、今回からSE120に国際光器製のガイディングハンドルを付けてみたが、なかなか良い感じの操作性になった。
クランプなしで自由に動かせて、止めたいところでピタッと止められるというのがポルタ経緯台の利点だが、これまでは接眼部をつかんで動かしていたので、ちょっと動かしにくい感じがしていた。それよりはこのハンドルを持ったほうがより動かしやすい。
ただし、これは感覚的なものなので個人差があると思う。それから、フリーストップの固さの調節は重要なので、ビクセンウェブショップオリジナルの「ポルタ経緯台用クランプレバー」も付けている。
さて、結局この日は雲が消えることはなく、午前2時頃にあきらめて撤収したが、りんしゃんさんはこの雲の多さにもかかわらずM33を撮影できたようだ。
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