散開星団 NGC1807・NGC1817

散開星団 NGC1807, NGC1817
おうし座の散開星団 NGC1807(左・光度7.7等・視直径16’), NGC1817(右・光度7.0等・視直径17’) 
  • 【環境】2021/1/20 22:30 – 1/21 0:16/兵庫県明石市/気温 0℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.6(月齢7.4の月明有り)
  • 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ ZWO IR/UVカットフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
  • 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン120・オフセット30/180sec x 34コマ(102分)
  • 【処理法】
    • PixInsight: ダーク・フラット補正、加算平均
    • FlatAide Pro:追加セルフフラット補正
    • Photoshop CC、ステライメージ9による調整
    • 50%縮小・トリミングあり

2021年1月20日の夜、火星と天王星の最接近を撮影した後、引き続きおうし座の散開星団NGC1807とNGC1817を撮影した。この星団はおうし座のアルデバランとM1(かに星雲)の中間付近のやや南に位置していて、2つの小さい散開星団が並んでいる。

その様子は「二重星団」と呼べるものだが、有名なペルセウス座の二重星団(h・χ)とも座のM46・M48に比べると暗くて目立たない印象。

月明があるときはいつもQuad BPフィルターを使ってカブリを防いでいるが、今回は火星と天王星を撮影するためにIR/UVカットのみの実質ノーフィルターだった。その後、月明下でもそのままの設定で撮影できるのは恒星主体の散開星団だろうということで、手頃な対象として選んだ。

あと、ちょっとピントがずれていたかも。

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