レナード彗星・金星・明石海峡大橋(2021/12/17)

2021/12/17 17:57 レナード彗星・金星・明石海峡大橋
2021/12/17 17:57 レナード彗星・金星・明石海峡大橋
  • 2021/12/17 17:57 神戸市
  • PENTAX KP / タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO -> F3.5
  • ISO1600, 2.0 sec.
  • Photoshop で現像、調整。若干トリミング有り。

レナード彗星(C/2021 A1)が夕方の西空に回ってきた。

高度が低く自宅からは見えないため、マリンピア神戸の海沿いの方まで行って、金星と明石海峡大橋と共に捉えた。といってもシミのようにしか写っておらず、上の画像ではどれが彗星なのかサッパリ分からない。下の拡大画像では主塔の先端の左上辺りに恒星とは異なるボヤッとした物が写っているのが分かるが、これがレナード彗星。

17:57 画像の拡大
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彗星のすぐ下のやや赤い星は、いて座のχ2星で約5.5等。それと同じくらいの明るさに見えるので5等級ということになるが、ずいぶん暗い。ステラナビゲータの予報では3.0等ということになっているが、3等級ならもっと明るいはず(広がりがあるので、暗く見えるだけかも)。望遠レンズに対光害フィルターを付け、アストロトレーサーで撮ればよかったかも、と思ったが、今日の強風ではおそらく望遠撮影は無理だったと思う。それにAslar ACL200を徒歩で持ち歩くのは無理。

下の画像は3分後の18:00のもの。明石海峡大橋のライトアップが毎正時から5分間の「虹」になったところ。

2021/12/17 18:00 レナード彗星・金星・明石海峡大橋
2021/12/17 18:00 レナード彗星・金星・明石海峡大橋

今回、南西の空が低くまで見通せて、更にどうせならば明石海峡大橋と一緒に写せる場所として垂水のマリンピア神戸まで行ったが、運悪く夕方から強風が吹き荒れる事態となった。現地では三脚が吹き飛ばされそうな風が吹き、おまけに寒かった。海を見渡せる場所には波しぶきが飛んできており、とてもカメラを出せそうもない。海から少し離れた所で大橋が見える場所になんとか陣取り、飛ばされそうな三脚を手で抑えながら撮影した。

そのため画像はブレまくり、数多く撮影した中でなんとかブレずに写っているわずか数枚を確保できた。

撮影を終えて垂水からJRに乗って明石まで帰着したときに、強風のため鷹取~明石間で運転見合わせとのアナウンスが有った。あと一本遅かったら帰れなくなるところだった。酷い強風だと思っていたが、電車が止まるほどだったとは。

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