球状星団 M14

球状星団 M14
M14(へびつかい座の球状星団・光度7.8等・視直径11.7’)
  • 【環境】2024/5/4 3:22 ~ 4:08 / 兵庫県明石市/気温 15℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.0
  • 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
  • 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 3.0/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 14コマ(合計42分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
    • ピクセル等倍・対象付近を切り出し

光害地の自宅で撮影した、へびつかい座の球状星団M14。

この日の主対象の撮影を終え、夜明けまでに少し時間があったので40分程度で手早く撮影した。メシエ天体の球状星団は明るくて大きいので、光害地の短時間撮影でも良く写る。

M14の位置は下の星図のとおり。

M14の位置

この付近は夏の天の川の星雲・星団が多い領域のため、遠征地で撮影の機会に恵まれたときは主に星雲の撮影に時間を費やすので、地味な球状星団の優先順位は低い。光害地の自宅でも最近は高性能なフィルターのおかげで星雲も撮影出来るので、結局のところ球状星団を撮影する機会があまり無い。ただ今回のように星雲を撮影をするには中途半端な時間が余ったが、せっかくの晴天がもったいないという時の撮影対象として丁度良い。

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