- 【環境】2023/12/7 22:02 – 12/8 3:13/兵庫県明石市/気温8℃/光害レベル:SQM-L測定値18.5(月齢24の月明あり)
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ASIAIR Pro/SVBONY 30mm F4ガイド鏡/ASI120MM Mini
- 【ソフトウェア<撮影&ガイド>ASIAIRアプリ(Android)/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30/120sec x 150コマ(300分)
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, DBE, SPCC, BXT ,NXT
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 50%縮小・トリミング有り
光害地の自宅から撮影した、おうし座の散開星団M45・プレアデス星団。和名は「すばる」。
撮影地は明石市内の市街地であり、撮影時のSQMは18.5程度で月齢24の月明もあったが、5時間程度露出した結果、星団周りの青い星雲が良く写り、さらに周囲の淡い分子雲もある程度見えるようになった。撮影した時期が12月で空気が澄んでいたのも良かったのかもしれない。
撮影に用いたBORG71FLとASIAIRの組み合わせは、いつもはAZ-GTi(赤道儀モード)に載せて手軽に撮影することが多いが、このときはSE2赤道儀に載せている。どうしてそうしたのかは覚えていないが、おそらくAZ-GTiよりもSE2赤道儀の方が安定しているからだと思う。
AZ-GTiは数年前に登場した当時、比較的安価で軽量、赤道儀化出来てオートガイドにも対応し、本格的な撮影が可能など、画期的なものだった。ただし、そもそも経緯台として作られており、赤道儀としての使い方はオマケで本来のものではない。赤道儀化するにあたっては色々と部品を買い足したり、ファームウェアを書き換えたりと面倒なことが多い。
今となっては、お手軽電子観望ならSeestar S50があるし、オードガイドできる安価・軽量な赤道儀ならStar Adventurer GTiがある。私も今ならばこのどちらかを買っていたと思う。
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