- 【環境】2024/11/4 1:45 ~ 11/4 5:07 / 兵庫県明石市/気温 15℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7
- 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 3.1/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 53コマ(合計159分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 67%縮小・トリミングあり
光害地の自宅から撮影した、ペルセウス座の系外銀河NGC1023。
ペルセウス座と言えば秋の天の川の中にあって、有名な散光星雲である「カリフォルニア星雲」や、これも有名な「二重星団」で知られている。しかし系外銀河がある印象はあまり無い。そう思って星図をよく見ると、系外銀河が多めのアンドロメダ座やさんかく座に隣接しており、それらの星座に近い領域には意外と系外銀河がたくさん存在している。その中でも大きめなのがアンドロメダ座との境界付近にあるNGC1023。光度が9.5等、視直径が8.7’ぐらいあるのでメシエ天体並に大きい。ただし何の変哲もない楕円銀河なので、撮影してもさほど面白いわけではない。位置は下図の通り。
ただひとつ面白いのは、NGC1023の南東(画像では左下)に小さな伴銀河のNGC1023Aがくっついていること。
ちょっとわかりにくいが、色も違っている。NGC1023はやや黄色で、NGC1023Aは青っぽい。
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