- 【環境】2024/11/3 21:12 ~ 11/4 1:27 / 兵庫県明石市/気温 15℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.7
- 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>N.I.N.A 3.1/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 83コマ(合計249分)/PHD2によるオートガイド・ディザリングあり
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight: WBPP, ABE, DBE, PCC, BlurXTerminator, NoiseXTerminator
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- 50%縮小・トリミングあり
光害地の自宅から撮影した、アンドロメダ座の系外銀河NGC7640。
アンドロメダ座といえば、系外銀河の代表格であるアンドロメダ大銀河(M31)が有名過ぎて、他に何があるのか良く分からない。他の系外銀河としてはNGC891がそこそこ大きく見栄えがするエッジオン銀河で、あとは惑星状星雲である青い雪玉星雲(NGC7662)があるようだが、その他にはあまり思い当たらない。その青い雪玉星雲の近くにある系外銀河NGC7620は、視直径が10分角ぐらいで、ある程度大きな銀河と言える。場所は下図の通り。
光度も10等級ぐらいあるので、とりあえず撮影してみた。
しかし4時間以上露光しても結果はあまり芳しくなく、淡いせいなのか光害に埋もれ気味で、画像処理してもかなり地味な印象となった。淡い画像のレベルを無理に上げているのでピクセル等倍ではノイズが目立ち、上の画像は50%に縮小している。そのため画像が小さくなってより地味になった。
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