ASI462MC

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2020/10/13の海王星

先週の10/13、木星と火星を撮影したついでに、その間にいる海王星も撮影してみた。海王星 2020/10/13 21:41 (JST)現在海王星はみずがめ座の中にいて、光度は7.8等、視直径は2.3秒角。眼視では、天王星よりも更に青みが深く、暗く小さく見える。撮影のほうは、シーイングが悪いためPCモニタ上でギザギザに変形してピントも合っているかどうかわからない状態。とりあえず処理すると、天王星より青くて小さめの円盤状になった。ただしシーイングの乱れをかなり拾っているので、直径...
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2020/10/13・15の木星

10/15に東矩(太陽からの角度が90°)になった木星は、夕方の薄明時点から高度が下がっていくため、撮影できるタイミングが限られるようになってきた。木星 2020/10/13 18:29 (JST)木星 2020/10/15 18:32 (JST)最近はずっとシーイングが悪く、パソコンの画面上でも常に揺れ動いているのがわかる。またそのためピントも合わせにくい。それから、10/13のほうは動画撮影一回あたりの秒数をこれまでと同じ90秒にしていたが、もう少し短めの方が良いかもと思...
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2020/10/15の火星(衝の直後)

昨日(10/15)の夜、衝となった直後の火星を撮影した。正確には「日本時間で15日午前6時に衝」だったので、実質的には14日夜(15日未明)ということになる。そのためほぼ一日遅れとなったが、14日の夜は曇りだったので仕方ない。火星 2020/10/15 21:44 (JST)夕方から急に寒くなって風が強めで、シーイングはあまり良くなかった。画像処理では、相変わらず「リムの疑似模様(リング)」が派手に発生して目立つ(天文ガイド2020年11月号参照)。これは誤魔化すのも面倒なの...
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2020/10/13の火星

昨夜の火星。夕方からボヤッとした空で透明度が悪く、その割にシーイングも悪かったが、10/6の最接近以来一週間撮影できていなかったので、とりあえず撮影して処理した。火星 2020/10/13 22:12 (JST)中央経度が14°弱ということで、子午線湾付近が見える。これはズームアイピース8mm(270倍)の眼視でも、ゆらゆら揺れる中ではっきり確認できた。一方、北半球はほとんど模様を確認できなかった。それから、ずっと気になっていた火星の縁(リム)が二重になる件(リンギング)だが...
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2020/10/6 火星最接近

昨夜(2020/10/6)の23:18に火星と地球が最接近となった。視直径は22.6"、光度は-2.6等。一昨年2018年7月31日の大接近時は視直径24.3", 光度-2.8等だったので、それには及ばないが、それにかなり近い「準大接近」と呼ぶべき大きさとなった。幸い天気は快晴だったが、風が強めでシーイングも悪く、風が吹くたび鏡筒がブレる。シーイングの悪さとブレで撮影した動画の質もあまり良くない。さらに透明度も今ひとつ良くない。そのような悪条件だったが、とりあえず処理すると、...
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2020/10/2の木星・土星

10月2日夜の木星と土星。真夜中の火星観測に備えて、日没後~薄明時に望遠鏡をバルコニーに設置したが、木星と土星はその時ちょうど南中した位置にいるため、動作確認を兼ねて撮影した。木星 2020/10/2 18:56 (JST)木星は残念ながら大赤斑が見えない位置。シーイングはやや良好で、透明度はこの季節にしてはやや悪い。木星の画像処理はDe-rotationを覚えてからノイズが減って行いやすくなったが、その分撮影に時間がかかるようになった。土星 2020/10/2 19:14 ...
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2020/10/2の火星

10月6日の最接近が目前となった昨夜10月2日の火星(撮影は日付をまたいでいる)。視直径および光度ともに最接近時とほぼ同等レベルとなっている。シーイングは最近にしては比較的良好。ただし透明度は並以下で、時折雲が通過するため撮影のタイミングが難しかった。火星 2020/10/3 00:08 (JST) RGB眼視ではセレストロンズームの8mm(270倍)では明るすぎるためか、北半球はオレンジ一色に輝いていて模様が見えづらく、オリンポス山が分からなかった。南半球のほうは黒っぽい模...
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2020/9/27の土星

9/27の夜に撮影した土星。シーイングがあまり良くなくてボケ気味になった。土星 2020/9/27 19:52 (JST)今は木星・土星・火星の観測期が重なってしまっているため、晴れの日が続くときに3惑星全て撮影していると、睡眠時間が削られるうえに、処理にも手が回らない。そのため、木星に比べて模様があまり変化しない土星の撮影は、どうしても頻度が少なくなってしまう。しかし、これからは輪の傾きが小さくなって見えにくくなってくるため、ある程度の間隔で撮影しておきたいと思っている。
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2020/9/27・28の木星

2020/9/27の木星。木星 2020/9/27 19:40 (JST)8月から9月に入ったタイミングで途端にシーイングが悪くなったように思う。この日も並以下のシーイングで、眼脂でも木星の縁がユラユラしてピントも合わせにくかった。しかし撮影して処理すると、それなりに模様が見えてくるので、とりあえず「晴れていたら撮る」のが良いのかもしれない。その翌日28日は空全体に薄雲がかかっていたが、大赤斑が正面に見えるチャンスが今シーズンではもうあまりないと思われるため、雲が薄くなるタイ...
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2020/9/27の火星

昨夜(9/27)撮影した火星。火星 2020/9/27 23:06 (JST)視直径が22秒角を超え、いよいよ大きくなってきた。最接近時で22.6秒角なので、大きさとしては、ほぼ今回シーズンの最大レベルとなった。今回の中央経度では、北半球に目立った模様がなくのっぺりしている。右上部分にオリンポス山がうっすら見えるぐらい。眼視でも北半球が明るく輝いてまぶしく、南半球の模様は見えづらかった。
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