10月6日の最接近が目前となった昨夜10月2日の火星(撮影は日付をまたいでいる)。視直径および光度ともに最接近時とほぼ同等レベルとなっている。
シーイングは最近にしては比較的良好。ただし透明度は並以下で、時折雲が通過するため撮影のタイミングが難しかった。
![火星 2020/10/3 00:08 (JST) RGB](https://asbalcony.com/wp-content/uploads/2020/10/ma20201003-000801-jst-rgb.jpg)
眼視ではセレストロンズームの8mm(270倍)では明るすぎるためか、北半球はオレンジ一色に輝いていて模様が見えづらく、オリンポス山が分からなかった。南半球のほうは黒っぽい模様が入り組んでいるのが良く見え、小さくなった極冠も確認できた。
赤外パスフィルター(850nmより長波長側PASS)でも撮影してみた。
![火星 2020/10/3 00:08 (JST) IR850](https://asbalcony.com/wp-content/uploads/2020/10/ma20201002-235942-jst-ir.jpg)
RGBに比べて、特に変わった模様が見えるようになる訳でもなさそう。
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