FLT98CF

望遠鏡直焦点

OHPフィルムでお手軽にbahtinov maskをつくってみた

私は天体写真にKissX2を使っており、ピントはライブビューで合わせているが、これではなかなか一回で決まらないことが多い。ちゃんと合わせたつもりでも試写してみるとズレていたりする。特にEF200mmF2.8開放では結構手こずっている。 そこで何か良い方法はないかネットを検索していると、最近「bahtinovマスク」というものが話題になっていることが分かった。多くの方がブログなどで取り上げており、評判もなかなか良い。 下記のサイトでは、対象光学系の焦点距離や口径などを入れるとマ...
散光星雲

2009秋・自宅の光害状況

先月、スカイクオリティーメーター(SQM-L)を購入して以来、快晴で月が無いときには自宅ベランダで測定を行い、光害状況をチェックしている。ただし“月が無いときは天気が悪い”の法則により、測定出来た日はかなり少ない。 これまでの経験上、自宅マンション(加古川市)のベランダからは、秋~冬の透明度の良い日でおよそ3.5等ぐらいまで見える。これはベランダから南東方向(つまり神戸・大阪方面)を見た場合なので、天頂付近では4等も見えるかもしれない。ただしこれは0時を過ぎて近所の大型スーパ...
散光星雲

FLT98でM42の撮影

昨夜は自宅にてオートガイドソフト(iAG)のテストを兼ねて、FLT98による撮影を行うことにした。天気はほぼ快晴となったが、秋にもかかわらず春のような霞んだ状態で、光害も多め。どうやら黄砂が来ているらしいが、その影響だろうか。 とりあえず、光害があっても何とか写ってくれそうなM42(オリオン大星雲)を撮影することにした。 試し撮りでは、LPS-P2を付けているのに背景が赤くかぶってしまった。いつもはLPS-P2を付けると青っぽくかぶるのだが、それだけ空の状態が悪いようだ。これ...

中秋の名月(月齢14.8)

今日は「中秋の名月」とのこと。 夕方頃から雲が多くなってきたが、それでも雲が切れたときに何とか見る事が出来た。 中秋の名月(月齢14.8) 2009/10/3 22:08W.O.FLT98 直焦点(618mm F6.3)EOS Kiss X2, ISO200, 1/500sec50%に縮小、トリミング、シャープ処理 この写真は目で見たときと同じく、南を下にしている。満月にはほんの少し早いみたいで、左側がやや欠けた状態になっている。
拡大撮影

2009/9/24の木星

南東向きの我が家のベランダからは、そろそろ木星が見にくくなってくる。今シーズンの見納めも近い。今日は良く晴れていて、大赤斑も見えるようなので、久しぶりに撮影を行った。 鏡筒はFLT98、5倍パワーメイトで拡大し、NexImageで撮影した。シャッタースピードは1/20、フレームレートは20fpsで、RegiStax、ステライメージ6とフォトショップエレメンツ5を用いて処理した。 シーイングは中程度。木星の縁はユラユラ変形するが、モニタ上でも大赤斑などの模様は割とはっきり見える...
散開星団

M45 プレアデス星団(すばる)を光害地で撮影

M45 プレアデス星団(すばる) おうし座の散開星団(光度1.6等・視直径120') 【環境】2009/9/16 0:16 - /兵庫県加古川市/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=17.8【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO(D=98mm f=618mm)+ケンコーACクローズアップレンズNo.2/LPS-P2フィルター使用【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀【ソフトウェア】<オートガイド...
散開星団

すばる食

9月10日の夜、月齢21.2の月がM45プレアデス星団(すばる)を隠す「すばる食」の撮影を行った。撮影を始めたのはすでに食が始まっている23時半ごろ。まず7cm10倍の双眼鏡で見ると、明るい月の周りにすばるの星々がはっきりと見えた。 撮影はFLT98にKissX2を付けて行ったが、周辺星像を改善するためにケンコークローズアップレンズAC2を併用した。 露出については、ISO100で3秒とした。これでは月の影の部分と星団の星は写るが、月の明るい部分が完全に白く飛んでしまう。双眼...
拡大撮影

木星と月

どうも最近は満月近くというのに連日天気が良い(どうせなら新月近くに晴れてほしいものだ)。ベランダに出て空を見上げても、明るい月と木星とフォーマルハウトぐらいしか見えない。 しかし折角晴れているので、昨夜はとりあえず望遠鏡を出してみた。(FLT98 / 5倍パワーメイト /NexImage) 2009/9/7 22:521/20, 2140フレームコンポジット 2009/9/7 23:241/20, 1514フレームコンポジット 木星の自転はほんとに速い。 メティウス付近747...
拡大撮影

木星と天王星の撮影

これまで天王星と海王星については拡大撮影をしたことがなかったので、それらの惑星の撮影を試してみることにした。撮影に用いた鏡筒はFLT98(D=98mm,f=618mm)で、拡大には5倍パワーメイトを用いた。撮影日は9月1日の22時頃である。 まず天王星についてNexImageでの動画撮影を試みたが、シャッタースピードを最も遅い1/5にしてもノイズの中に何とか確認できる程度にしか写らなかったので断念した。もちろん海王星は全く写らなかった。 そこで、カメラをKissX2に替え、同...
拡大撮影

NexImageとQcam S7500を、木星撮影にて比較

現在私が天体向けに用いているWEBカメラは、セレストロンの「NexImage」とロジクールの「Qcam S7500」である。 NexImageとQcam S7500 NexImageはオードガイドシステムである「ガイドウォーク」に用いるためにセットで購入したもので、天体向けとして作られているので無改造で31.7mmの接眼部に差し込んで使うことが出来る。センサーはCCDだ。一方S7500は一般的なWEBカメラでセンサーはCMOS。望遠鏡に接続するためにレンズの除去と31.7mm...
タイトルとURLをコピーしました