8月16日夜に多可町で撮影した、夏の天の川の画像を処理した。
まずは、夏の大三角付近。
- 【環境】2012/8/16 23:20 – /兵庫県多可町/気温:26℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.6
- 【光学系】タムロンSP AF17-50mm F2.8 XR DiII (A16) -> 17mm F3.5
- 【カメラ】EOS 60Da
- 【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
- 【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 180sec x 9コマ
- 【処理法】:RStackerでダーク減算、lightroom4.1で現像、ステライメージ6.5(加算平均・調整), Photoshop CS6、4×4ソフトビニング、周辺部をトリミング
今回は天の川の細かな星々をくっきり写したかったので、ソフト系のフィルターは使用していない。そのため大三角や星座はすこし分かりにくい。
画面右半分には北アメリカ星雲などの赤い散光星雲が多数写っているが、一番右端にはケフェウス座の大きな散光星雲IC1396と、赤色巨星であるガーネットスターが写野に入った。
カメラは天体撮影専用機のEOS 60Daを用いたが、ノーマル機に比べると散光星雲が写りやすい。
次はわし座から南の天の川。
【環境】2012/8/16 22:51 – /兵庫県多可町/気温:26℃/光害レベル:SQM-L測定値=20.6
【光学系】タムロンSP AF17-50mm F2.8 XR DiII (A16) -> 17mm F4.0
【カメラ】EOS 60Da
【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾
【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)
【撮影法】ISO800, 180sec x 7コマ
【処理法】:RStackerでダーク減算、lightroom4.1で現像、ステライメージ6.5(加算平均・調整), Photoshop CS6、4×4ソフトビニング、周辺部をトリミング
この撮影場所は低空が山で隠されて見えにくく、いて座までは写らなかった。また、光害もかなりあるため、画面下半分はかなりカブっていて補正しきれなかった。
やはり、いて座付近は光害の少ないところで撮影する必要がある。
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