今夜、火星と天王星がおひつじ座で最接近となった。
厳密には日付が変わって21日の明け方頃が最接近だが、それほど変わらないので夜の早いうちから撮影した。
- 【環境】2021/1/20 18:42 – 19:19/兵庫県明石市/気温 未測定/光害レベル:未測定(月齢7.2の月明有り)
- 【光学系】BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)/ ZWO IR/UVカットフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】SE2赤道儀 / 恒星時追尾・オートガイドなし
- 【ソフトウェア】<撮影>ASIAIR/ <ガイド>なし / <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン120・オフセット30・30sec x 72フレームライブスタック(36分)
- 【処理法】
- ASIAIRでリアルタイムフラット補正・ダーク減算
- FlatAide Proで追加フラット補正
- ステライメージ9・ Photoshop CCで調整
- 2×2ソフトビニング、トリミングあり
撮影時の離角は1度37分角。双眼鏡の同一視野内で確認できた。
月齢7.2の月明があったが、明るい惑星の撮影なのでIR/UVカットフィルターのみとした。オートガイドなしのライブスタックで手軽に撮影したら、近くの小さな系外銀河が写り込んだ。NGC877は11.8等・視直径2.3分角、NGC871は13.5等・視直径1.3分角。本来300mm弱の焦点距離の対象ではなく米粒のようだが、存在は分かる。離角12度程度の近傍で半月が煌々と輝いていて、しかも実質ノーフィルターだが、結構写るものだと思った。
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