明石市内に住んでいるのに、明石市立天文科学館に行くことはあまり無い。近くに住んでいるといつでも行けるので、かえって足が遠のくようだ。通勤電車からは毎日見えるが、もはや日常風景の一部と化していて、特に意識することは無い。
しかし先日、Zeissのプラネタリウムガチャを組み立て、プロジェクターで投影される星座絵の元が明石のプラネタリウムのものだと知り(*)、そういえばずいぶん長らく行ってないことを思い出した。
ちょうど「プラネタリウム展」もやっているようなので、この機会に久しぶりに行ってみることにした。自分のブログを検索してみると、前回行ったのが2020年8月なので3年3か月ぶりになる。
山陽電車・人丸前駅から歩いてすぐ。子供の頃は明石駅から歩いて行ったものだが、今はちょっとしんどい(大した距離ではないのに)。
プラネタリウムの内容は「天王星」だそう。天王星といえば、ちょうど1年前に皆既月食&天皇星食を見たのを思い出した。あれから1年はあっという間だった。
14階展望室からの眺めは抜群に良い。しかし窓ガラスを通しての眺めになる。この日はどんよりと曇っていて、寒々しかった。
日時計広場からの眺めは開放感にあふれているが、展望台よりは低いので、橋や明石海峡の一部が手前のビルなどに隠される。
3階特別展示室で実施中の「プラネタリウム展」。
古代からの「天球儀」→現代の「プラネタリウム」への進化・変遷が分かりやすくまとめられていて、大変興味深く見学できた。
その他の展示としては、前回来た時(2020年夏)には感染防止で休止されていた「ブラックホールの模型」が復活していた。
これは子供に大人気で、常に子供が張り付いていて、写真を撮ることが出来なかった。ボールの取り合いでケンカしている子供らも居て、地味な設備なのにその人気ぶりが分かる。私も子供のころは大好きだった。
もちろんプラネタリウムも見た。天王星について、発見者のハーシェルや、観測機・宇宙望遠鏡の画像の紹介があり、ちょっと目立たない惑星である天王星の面白さを知ることが出来た。
また、久しぶりに明石プラネの味のある星座絵も見ることが出来た。もちろん投影中は撮影出来ないが、このプラネタリウムの元絵から作られた、ガチャのミニチュアモデルで投影されるオリオン座はこんな感じ。
プラネタリウム・ドーム内での撮影は、投影時間外ならOK。
このUniversal23/3は、先日組み立てたModel IIとかなり近い(ほぼ同じ)形だそうだ。
最新のプラネタリウム投影機は小型で目立たないが、このUniversal23/3の存在感はかなり大きい。ゴツくて、いかにも機械という感じがする。
この日(2023/11/12)で稼働日数23166日だそうだ。
この稼働日数はどこまで伸びるのだろうか。
そういう訳で、久しぶりに近所のプラネタリウムを見ることができた。
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