機材

Paintgraphic2

私が撮影した天体画像の処理に利用しているのは、主に「ステライメージ6(以下、SI6)」と「Photoshop Elements8(以下、PE8)」だ。ほとんどの処理はSI6で行っているが、ノイズ低減と最後の微調整はPE8の方が使いやすい。だいたいはこれで間に合っているが、PE8は一部の機能で16bit(/チャネル)カラーが扱えないところが難点だ。特にレイヤー機能で16ビットカラーが扱えないのが惜しい。JPEG出力前の最終段階なら8ビット(/チャネル)カラーに落としても良いが、...
星野

2009/11/21 砥峰高原

昨夜、砥峰高原への遠征を行った。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさん、Yさん。Yさんとの星見は2001年のしし座流星群以来である。22時頃に現地に着いたときはまずまずの晴れ。早速スカイメモRのセッティングを行い撮影を開始したが、すぐに雲がやってきて、撮影を中断せざるを得なくなった。その後は断続的に雲が流れてきて、撮影はその合間に行わなければならない状況であった。オリオン座中心部2009/11/21 22:38~0:12 (SQM測定値=約21.1程度)EOS kiss ...
散光星雲

2009秋・自宅の光害状況

先月、スカイクオリティーメーター(SQM-L)を購入して以来、快晴で月が無いときには自宅ベランダで測定を行い、光害状況をチェックしている。ただし“月が無いときは天気が悪い”の法則により、測定出来た日はかなり少ない。これまでの経験上、自宅マンション(加古川市)のベランダからは、秋~冬の透明度の良い日でおよそ3.5等ぐらいまで見える。これはベランダから南東方向(つまり神戸・大阪方面)を見た場合なので、天頂付近では4等も見えるかもしれない。ただしこれは0時を過ぎて近所の大型スーパー...
機材

PHD GuidingとiAGの実写テスト

先日からiAGのASCOM対応に伴うテストを行っていたが、月があったり雲が多かったりして実写は出来ていなかった。しかし昨夜、ようやく撮影が出来るぐらい晴れたので、PHD Guidingも合わせて試写を行った。空の状態:SQM測定値=17.6~17.8程度撮影環境は下記の通り赤道儀:ケンコースカイエクスプローラー2撮影鏡:William Optics FLT98CF (D=98mm f=618mm)クローズアップレンズAC2による簡易レデューサーLPS-P2フィルターカメラ:E...
星野

ペルセウス座

ペルセウス座【環境】2009/9/21 1:33 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】タムロン A16(17-50mm F2.8) - > 36mm F3.5 / プロソフトンA【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 300sec x 4コマ【処理法】:ステライメージ6・Photoshop Elem...
機材

PHD Guiding + EQASCOM でPulseGuide

先日からオートガイドソフト「iAG」のASCOMによるガイドのテストを行っているが、どうもPulseGuideでの動作に怪しいところがある。SE2赤道儀はEQMOD ASCOM Driver(EQASCOM)で一応動作させることが出来たが、細かな不具合がまだあるようで、開発者も引き続き改良を行っているところだ。そこでガイドソフトを「PHD Guiding」に変更し、同じEQASCOMドライバを用いて動作させて、その様子を見てみた。私がPHD Guidingを導入・使用するのは...
機材

オートガイドソフト「iAG」がASCOMに対応

フリーのオートガイドソフト「iAG」がVer0.3.0でASCOMに対応した。従来はUSB-IOを用いたリレーボックス方式のみであったが、赤道儀制御部分をプラグインとして分けることでASCOM対応が可能になったそうだ。そのため、ソフトウェアのインストールは、本体のインストール後に赤道儀制御プラグインを別途ダウンロードして所定のフォルダ(iAGPluginTelescopeControl)に手動でコピーする必要がある。私は既にUSB-IOリレーボックスを所有しているのでASCO...
惑星状星雲

みずがめ座の「らせん状星雲」(NGC7293)

NGC7293 らせん状星雲 (みずがめ座の惑星状星雲・光度7.0等、視直径12.8’)【環境】2009/8/23 2:52 - /兵庫県神河町・砥峰高原/気温:不明/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】EF 200mm F2.8L II USM 開放【カメラ】Canon EOS Kiss X2(無改造)【架台・ガイド】スカイメモR/ノータッチ恒星時追尾【ソフトウェア】<処理>(下記の通り)【撮影法】ISO800, 180sec x 6コマ【処理法】:ステライメージ...
機材

【機材】スカイクオリティーメーター(SQM-L)

・2009年10月購入スカイクオリティーメーター「スカイクオリティーメーター(SQM)」は夜空の明るさを測定する計測器である。これによって光害の程度を数値としてあらわす事が出来る。測定する範囲が80度の「SQM」と、20度の「SQM-L」があるが、自宅ベランダや視界の狭い観望場所でも使えるよう、SQM-Lの方を購入した。購入の動機としては、先日開催された「デジカメ星空診断」に参加したことで、光害測定への興味が高まってきたきたことだ。最近は光害がますますひどくなってきており、更...
遠出・遠征

2009/10/24 砥峰高原

昨夜は前線の雲が近畿地方にかかっていて微妙な天気だったが、とりあえず砥峰高原に行ってみることにした。メンバーは私とA(2)さん、りんしゃんさんの3人。現地には23時過ぎに到着。空には全面薄い雲が広がっていたが、晴れ間もあり、たまに秋の天の川も見える状態であったので、とりあえずスカイメモRを組み立てて待機した。しばらく待っていると、やや大きな晴れ間も見えてきたので、短時間露出で試し撮りをした。しかし、どうしても薄い雲がもやもやと写ってしまう。晴れているように見えるところも、なん...
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