機材

拡大撮影

月面の拡大撮影と、デジカメのセンサークリーニング

先日、月齢8.4の月をFLT98で直焦点撮影した後、ついでにパワーメイト(5倍)を用いての拡大撮影も試してみた。パワーメイトの接眼スリーブ部を外してレンズ部のみを拡大撮影アダプター(SD-1X)に組み込み、KissX2を接続して撮影した。撮影は1コマのみでコンポジットは行っていない。アペニン山脈~雨の海付近FLT98 / 5倍パワーメイト  拡大撮影Kiss X2, ISO1600, 1/8sec.25%に縮小・アンシャープマスク処理*アポロ15号の着陸地点がある。月面南部F...
拡大撮影

【機材】5x パワーメイト(木星撮影でナグラーズームと比較)

・2009年7月購入これまで何回か木星をNexImageで撮影したが、そのときの拡大方法はアイピースによるものであった。しかし、バローレンズによる拡大法についても一度試してみたいと思い、惑星撮影では評判の良さそうなテレビュー社の「5倍パワーメイト(1 1/4インチ)」を購入してみた。5x パワーメイトとナグラーズームナグラーズームと並べてみたところ。結構長さがあるが、ほとんどが接眼スリーブ部であり、レンズ部はそれほどでもない。5x パワーメイト分離レンズ部と接眼スリーブ部は分...
望遠鏡直焦点

クローズアップレンズによる簡易フラットナー/レデューサー

FLT98は直焦点での周辺星像が悪くフラットナーの必要性を感じていたが、クローズアップレンズがフラットナー/レデューサーの代わりになるようなので、とりあえず試してみることにした。クローズアップレンズ購入したクローズアップレンズは、52mmサイズで、・ケンコー クローズアップレンズ AC NO.2(以下、No.2)・ケンコー クローズアップレンズ PRO1D AC NO.3(以下、No.3)の2つである。両方ともアクロマートだが、No.3の方はデジタル対応のマルチコートを施して...
太陽

DS星空ナビで日食のシミュレーション

最近は週末の天候に恵まれず4月末以来遠征に行っていないため、DS星空ナビもずっと使うことがないままになっていた。ちょっともったいないので、今月22日の日食のシミュレーションを試してみることにした。場所の設定まずはじめに場所の設定だが、私の(部分食)観測予定地の経度と緯度を入力した。ただし、DS星空ナビでの場所の設定は、あらかじめ登録された地点以外は地図上をペンでタッチして指定する方式になっている。そのため、あまり細かい数字を入れることが出来ない。これは手先の器用さにもよるが、...
機材

【機材】Eye-Fi Share Video 4GB

・2009年5月購入Eye-Fi Share Videoこれは4GBのSDHCカードに無線LAN機能を内蔵し、カメラから無線LANアクセスポイントを経由してパソコンやインターネット上に画像を転送できるものである。機能の詳細については公式WEBページやニュースサイト(たとえばこちらなど)で詳しく説明されているので、ここでは省略する。既に2GBのモデルは昨年末から発売されていたが、容量が2GBでは少なすぎるので見送っていた。しかし最近になって4GBモデルが発売されたのを知り、今月...
球状星団

【機材】FLT98とED100Sf、M5直焦点での比較

前回、FLT98の直焦点で球状星団M5を撮影したが、昨年末にED100Sfの直焦点で同じくM5を撮影した画像があったので比較してみた。FLT98とED100Sf、M5直焦点での比較【共通データ】SE2赤道儀 / EOS KissX2SE102ガイド鏡、ガイドウォークによるオートガイドステライメージによる画像処理、ピクセル等倍切り出し【FLT98】ISO800 / 120sec. x3 コンポジット【ED100Sf】ISO800 / 180sec. 1枚のみ半分に縮小やはり半分...
球状星団

【機材】FLT98での試写(球状星団M5)

5/19の夜、FLT98直焦点の試写を行った。ベランダからはスピカとベガとアンタレスしか見えない、ほとんど「薄曇り」の、透明度が非常に悪い空であった。しかし星像の確認ぐらいは出来そうなので、とりあえず撮影してみた。撮影対象は5.8等の球状星団「M5(へび座)」としたが、このような空の状態なのでファインダーでは対象を導入できず、自動導入をおこなった。赤道儀のアライメントは何とか見えているアンタレスのみで「1スターアライメント」としたが、アライメント星とM5が近いためか、自動導入...
機材

【機材】FLT98とED100Sf、二重星の眼視での比較

先日FLT98を購入してから、なかなか好天に恵まれていない。晴れても薄雲がかかっていて霞んだような状態がこのところ連日続いている。それでも一昨日はなんとかアンタレスが見えたので、とりあえずポルタに載せてのぞいてみた。しかし5cmファインダーでM4すら見えないひどい状況。星雲・星団は無理で、月も惑星も出ていなかったので、高倍率で二重星を見てみることにした。対象はへびつかい座ρ星(ρOph)とアンタレス。へびつかい座ρ星~アンタレスρ星は5.0等と5.7等の星が2.8"離れて並ん...
望遠鏡直焦点

【機材】 William Optics FLT 98 Triplet APO

・2009年4月購入William Optics FLT 98 Triplet APO新規に購入した口径98mm、F6.3のトリプレットアポ。鏡筒はカーボンファイバー製。約2年前、観望用としてED100Sfとポルタを購入して主にベランダで使ってきたが、昨年10月に購入したSE2赤道儀に載せるようになって、その鏡筒の長さによる扱いにくさが問題となった。手動のポルタならベランダ手すりなどに多少干渉しても問題ないが、モーター駆動の自動導入赤道儀では大きな破損につながりかねない。その...

月齢13.4 (および、ナグラーズーム3-6mmと UW-6mmの比較)

連休後半からはずっと、すっきりしない天気が続いていたが、今日の夕方からやっと晴れた。しかし、空には大きな満月前の月が浮かんでいる(月齢13.4)。とりあえず、ED100Sfの直焦点で撮ってみた。月齢13.42009/5/8 21:50ED100Sf / KissX2ISO400 1/2502x2ソフトビニング・トリミング有りついでに、先日のナグラーズーム3-6mmと、UW-6mmの比較の続き。今回、満月近くの明るい月を入れて比較したが、UW-6mmは視野内にフレアが発生してや...
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