機材

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X-E2とEOS 60Daの実写による比較

先日、FUJIFILM X-E2とCanon EOS 60Da、6Dのダークノイズ比較を行い、X-E2がかなりの低ノイズであることが分かった。しかし、実際の星や星雲の写り方などについては、やはり実写して見ないと分からない。 そういうわけで、同じAPS-CであるX-E2と60Daを望遠鏡の直焦点で実写して比較することにした。 共通データは下記の通り。 気温:3℃撮影対象:オリオン大星雲(M42, M43)撮影鏡筒:William Optics FLT98CF + レデューサーフ...
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富士フイルム ミラーレス一眼 X-E2のダークノイズ評価

今回、ミラーレス一眼の富士フイルムX-E2を導入した。 レンズは、レンズキットの「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。 ミラーレスカメラは、軽量で手軽、様々なレンズを付けて試せるなど面白い存在なので、以前から一台欲しいと思いつつも、なかなか買えずにいた。 しかし先日の大河内高原への遠征で、HさんがポラリエにNEXを載せているのを見て、それが結構良い感じにまとまっていたので、背中を押された気がして購入した。そこで同じNEXでなくX-E2にしたのは、高感度耐性がが...
標準・広角レンズ

【機材】タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)

先日、EOS 6Dを購入したときに、標準レンズとして同時購入した、「タムロン A007」。 フルサイズ対応のF2.8通し標準ズームということで、フィルター径が82mmとなかなか大きい。そして、重量も825gとかなり重い。 EOS 6Dはフルサイズ一眼レフとしては小型軽量だが、それを帳消しにするような大きさと重さである。しかし、普段撮りだけでなく星景・星野等の天文用途も考えると、やはりF4ズームよりもF2.8ズームの方が良い。 選定に際しては、キヤノン純正の「EF24-70mm...
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EOS 6Dのダークノイズ評価(2)

昨日の「EOS 6Dのダークノイズ評価(1)」の続きとなる。 昨日は、EOS6D, 60Da, Kiss X2の3機種で、露光レベルが同じの3通りの組み合わせ「ISO800・10分」、「ISO1600・5分」、「ISO3200・2.5分」を試してみて、感度が高い方がノイズが多いことを確認した。つまり、「低感度・長時間露光」の方が良いことになる。 しかし、撮影に費やせる時間が同じとすると、「単位時間あたりに稼げるS/N比」が重要なので、「ISO800・10分」と比較するのは「I...
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EOS 6Dのダークノイズ評価(1)

先日、EOS 6Dを購入した。 私が持っている一般用のデジタル一眼は、「EOS Kiss X2(無改造)」だけで、一般撮影にはこれを使っていた。天体専用機は「60Da」と「もう一台のKissX2(IDAS改造)」の2台が有り、60Daの方は一応一般撮影も出来そうであるが、花などカラフルな対象を写すと本来の色が出ないなど、やはり無理がある。 唯一の一般機KissX2(無改造)だが、購入してから5年以上が経過して、最近の機種と比べて機能的にも少し古さが目立ち、そろそろ買い換えの時...
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ポラリエ用極軸望遠鏡と明視野照明

ポラリエ用の極軸望遠鏡を買おうかどうか迷っていたが、やはり設置精度は出来るだけ高い方が良いのは間違いないので、結局購入した。 購入した某家電量販店通販の返信メールのフリガナが「ゴクジクボウエンキョウ」になっていて、一瞬「地獄望遠鏡」に見えてあせった。 それはさておき 現物はポラリエ本体に対してかなり大きい。特に目盛板が大きく、持ち運びがかさばる。 先日、テストのために郊外に持ち出して実際に極軸を合わせてみたが、やはり多くの人が指摘しているとおり、雲台を付けたままで使用できない...
光害地

光害カットフィルター LPR-N(LPS-P2との比較)

先日発売された、光害カットフィルター「LPR-N」のFFタイプ(EOSマウント内に装着するタイプ)を購入した。購入したのはEOS Dシリーズ用(Kiss用とD用が分かれているようだ)。早速60Daに付けてみた。 試写では、手持ちのLPS-P2フィルターとの比較を行った。 ただし、私はFFタイプのLPS-P2を持っていないので、カメラレンズ前に付ける普通の形式のフィルターとなる。レンズは200mm F2.8LIIで、77mmのLPS-P2をステップアップリングを介して付けている...
星野

ビクセン ポラリエ

先日、ビクセンのポータブル赤道儀「ポラリエ」を購入したので、自宅ベランダで試運転を行った。 私の所有しているポータブル赤道儀は、1998年に購入したケンコーの「スカイメモR」のみで、これを15年間ずっと使ってきた。今では外装もボロボロだが、先日オーバーホールに出してメンテしてもらい、まだまだ使い続けられそうな感じである。 スカイメモRは上記のように実績もあって信頼しているが、ポータブルというにはちょっと重い。初期の頃は専用三脚を用いて200mmレンズで撮影していたので、小型赤...
機材

EOS 60Daが即納

このところ納期が数ヶ月とも言われていた「EOS 60Da」だが、今日の時点で、KYOEIやAmazonで在庫有り・即納となっている。価格.comでも数店で在庫有りになっているので、品薄が解消されつつあるのかもしれない。 基本的には受注販売となっているが、結構売れているようなので、在庫を持つ店が増えているのかも。
散光星雲

直焦機材の軽量化(2)

先日の「直焦機材の軽量化(まずはガイド鏡の親子亀化)」にて、ガイド鏡の同架方法をプレートによる並列式から親子亀式にしたが、ガイド鏡については笠井トレーディングの「Guidefinder-60」に1.5倍のバローレンズを付けていた。 しかし、katsさん、しゃあまんさんより「バローは不要なのでは」というコメントを頂いていたので、一昨夜(11/15)、バロー無しでの試写を行った。この日は月も無く良く晴れていたが、平日なので自宅ベランダからの撮影となった。 機材は下記の通り 赤道儀...
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