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直焦機材の軽量化(1)・まずはガイド鏡の親子亀化

どうも最近は体力が衰えてきたせいか、遠征地での機材の組み立て・撤収がかなりキツくなってきた(体力的というより、気力のほうかも)。 いっそのこと、ポタ赤と双眼鏡の組み合わせに戻ろうかとも思ったが、まだまだ撮影していない対象も多くあるので、まずは機材の軽量化を図ることにした。 現在はケンコーSEII赤道儀にプレートを用いて撮影鏡(FLT98CF)とガイド鏡(D=63mm,f=540mm)を並列で載せているが、このプレートとガイド鏡が結構重く、バランスウェイトは5kgを2個用いてい...
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ノートPCをSSDに換装(ちょっとだけ苦労)

私がオートガイドやリモート撮影用に観測地に持ち出しているノートパソコンは、2年ほど前に購入した、Gatewayの「EC1400-41R」である(OSはWindows7 64bit)。安かった割にはパフォーマンスもそこそこ良く、遠征でのガイド撮影や自宅での惑星動画撮影に使っている。 しかし、HDDが2.5インチの5400RPMの為か、既にSSD化しているデスクトップ機に慣れていると、やや遅い感じがしていた。 そこで、最近一段と安くなってきたSSDに換装することにした。野外に持ち...
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EOS 60Daのダークノイズ

昨日届いたばかりの「EOS 60Da」のダークノイズ評価を、我が家にある他のEOSとの比較にて行った。 比較に用いたのは、2008年に購入した「Kiss X2」の1号機(無改造機)、2010年秋に購入した「Kiss X2」の2号機(IDASにてフィルター換装改造)、A(2)さんの持ち物である「Kiss X4」の3台である。 2台のX2のうち2号機(改造機)の方には、無改造機との区別のために目立つ★シールをストロボ部の上面に貼り付けている。 ダーク画像の撮影は、室温23℃±0....
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EOS 60Da

今月初めに、キヤノンの天体撮影専用モデルである「EOS 60Da」を注文していたのだが、今日、品物が到着した。 当初の納期は6月下旬とのことだったが、早くなったようだ(そのため、予備のバッテリーや液晶フィルムなどの準備が間に合わなかった)。 箱はM42(オリオン大星雲)が大きく印刷されたデザインになっており、天体専用にカスタマイズされていることを強調している。 一般撮影は推奨されていないが、ショップ改造機ほどにはカラーバランスが崩れないようなので、星景などにも使えると思う。 ...
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iAGによるLodestar Autoguiderのコントロール

先日の砥峰高原遠征にて、やっと「Lodestar Autoguider」を本撮影で初稼働させることが出来た。 iAGによるLodestarのコントロールは、 こちらのiAG本体「0.9.0 beta4-2」と、プラグイン「CaptureDevice Control Plugin for StarlightXpress 0.3.3 beta」を組み合わせることで一応出来るようになった(プラグインのインストールについてはこちら)。 “一応”というのは、まだ完全にすっきりしない部分...
星野

ELシートの違いによるフラット画像の差

先日購入したELシートとKissX4で撮影したフラット画像に色ムラがあり、曇天でフラット画像を撮り直した(こちら)。 そのELシートを見てみると、うっすらと色ムラが見えたので、これはELシートが原因である可能性が大きいということで、こちらから新たにELシートを購入し直した。購入したのは高輝度白色タイプのA5版。 左が先日購入して色ムラが有りそうな方(以下、「古い方」)。右が今回購入した高輝度タイプ(以下、「新しい方」)。 Camera RAWの昼光設定で現像したが、どちらも青...
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Lodestar autoguider

これまでオートガイド用のカメラには「NexImage」を使用していたが、ガイドマウントによるガイド星導入の手間を軽減するためと、将来的にはオフアキシスガイドについても考え、より高感度といわれるStarlight xpress社の「Lodestar autoguider」を購入した。 購入したのは、三基光学館による端子接続部分の改造品。 USBはプリンターなどに使われている通常サイズのB型、ガイド端子は6極6芯のモジュラージャックとなっている。 私の赤道儀(ケンコー SE2)の...
惑星

【機材】DBK21AU618.AS

昨年11月、惑星動画撮影用に購入したCCDカメラ。 惑星撮影用としては定番のImaging Source社のラインナップのうち、640x480・カラー・USB・IRカットフィルター無しの仕様で、DBK21AU04.ASと同じだが、CCDが新型になっている。 私はこれまでセレストロンの「NexImage」を使っていたが、ゲインを上げたときのノイズが多く、またWindows7用のドライバも他製品の流用で、こまかな設定がやりにくかったため、使いやすさと画質向上のためにこれを購入した...
太陽

アストロソーラーフィルムとNDフィルターの比較

(注)太陽“眼視用”の減光フィルターを装着していない望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ることは、失明の危険があるので絶対に控えて下さい。また、NDフィルター等の“撮影用”フィルターでは、眼視には十分な減光となりません。撮影時は光学ファインダーを覗かず、ライブビューを用いて下さい。 今年5月21日の金環日食(と、6月6日の金星の日面通過)に向け、これまで太陽撮影用機材の準備を進めてきたが、ミニボーグ60ED用の減光フィルターとしては、バーダープラネタリウムの「アストロソーラーフィルム眼視...
太陽

金環日食の機材検討(6)

(注)太陽“眼視用”の減光フィルターを装着していない望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ることは、失明の危険があるので絶対に控えて下さい。また、NDフィルター等の“撮影用”フィルターでは、眼視には十分な減光となりません。撮影時は光学ファインダーを覗かず、ライブビューを用いて下さい。 太陽撮影向けの機材を少しずつ改善してきたが、晴天下でのピント合わせについては、今のところノートパソコンを用いたリモートデスクトップが一番確実だと思う。しかし、パソコンが使えない場合にはカメラの背面液晶を用いる...
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