- 2014/1/31 22:35 – 23:35 兵庫県神河町
- 光害レベル:SQM-L測定値= 21.3
- 気温 不明(0~5℃程度)
- Fujifilm X-E2
- Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F4.0
- ISO1600, 180sec. x 20コマ
- RStackerでダーク、フラット
- ステライメージ7でコンポジット
- Lightroom 5で現像、Photoshop CCで調整。
1月31日の夜に神河町で撮影した、ぎょしゃ座中心部の画像を処理した。
無改造機なので、散光星雲は「IC405(勾玉星雲)」と隣の「IC410」が何とか写る程度。1コマ当たりの露出時間がちょっと短かったかもしれない。
このレンズは、古い設計のレンズとしてはかなり良好な解像度で、周辺の非点収差も少ないが、最新のデジタル対応高性能レンズ(キヤノンの100Lマクロとか)に比べると、星像がやや膨らみ気味になる。X-E2では絞りが効かない100Lマクロを開放で使用した方が良いのではないかとも思うし、迷うところだ。
その100Lマクロ(EF100mm F2.8L マクロ IS USM)とEOS 60Daの組み合わせではこちらのように写る。淡く分布してる散光星雲も写るし、星像も細かい。
X-E2は、やはりレンズの選択肢が少ないのが問題。広角側はそこそこ揃ってきているが、単焦点で大口径・高性能な望遠レンズが無い。その点、キヤノン、ニコンはレンズメーカー品も合わせて多くの選択肢がある。とにかく、Xマウントは、明るくて高性能な単焦点望遠を出して欲しい(ズームでは50-140mm,F2.8が出るそうだが)。
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