2014/5/3 大河内高原

5/3日の夜は天気予報もまずます良好とのことで、りんしゃんさんと共に大河内高原まで遠征を行った。

現地に着くと、予想以上の強風。直焦点撮影が出来るかどうか微妙なところ。更に空の状態も一応晴れではあるが透明度が悪く、薄雲が次々と通過しており、ちょっとやる気が後退気味。

強風は収まってくるとの予報なので、とりあえず機材を組み立てて、直焦点ガイドの様子を見る事にした。直焦点機材はいつもの通り、FLT98CF + レデューサーにEOS60Daを付け、SE2赤道儀に載せた。ガイドはLodestar + iAG。

薄雲があるので淡い星雲は避け、天頂付近のパンスターズ彗星(C/2012 K1)から撮影開始。

今回の画像は、カメラのJPEG出力を無補正で縮小のみ。

C/2012 K1 パンスターズ彗星 ISO1600, 180sec. 1コマのみJPEG出力・無補正・縮小のみ 

案の定、強風でガイドは安定せず、失敗のコマが多かった。

日付が変わる頃には予報通り強風が収まり、雲の通過も減ってきたので、ケフェウス座の散開星団NGC6939と系外銀河NGC6946の組み合わせを撮影することにした。本当はいて座付近を撮影したかったが、南天は雲が残っていたのと、透明度が悪く光害カブリが大きかったので、今回はあきらめた。

NGC6939 & NGC6946 ISO1600, 300sec. 1コマのみJPEG出力・無補正・縮小のみ 

直焦点撮影と並行して、スカイメモRによるカメラレンズ撮影も行った。こちらは富士X-E2に今冬購入して使う機会が無かった純正XF35mmとXF56mmを付け、試写的な撮影とした。

こちらもJPEG出力を無補正で縮小のみ。

XF35mm F1.4 -> F2.8, ISO1600, 180sec. 1コマのみJPEG出力・無補正・縮小のみ 

透明度の悪さで、カブリがひどい。

XF56mm F1.2 -> F2.8, ISO1600, 180sec. 1コマのみJPEG出力・無補正・縮小のみ 

EOSに慣れていると、X-E2でのピント合わせは非常にやりにくいと感じる。特に拡大表示の倍率が低すぎる。

それに、XF35mmと56mmはフォーカスリングとレンズが機械的に接続されておらず、MF操作でもモーター駆動になっているようだが、その移動ピッチがかなり粗く、きちんと無限遠で合焦させるのに手間取る。上記の通り拡大倍率の低さもあって、ちゃんと合焦しているのかどうか分かりづらい。

薄明直前には南天のいて座付近を撮影した。露出はISO1600, 120sec.と短めにしたが、はくちょう座以上にカブってしまった。

XF56mm F1.2 -> F2.8, ISO1600, 120sec. 1コマのみJPEG出力・無補正・縮小のみ 

また後日、フラット補正、コンポジットなどの画像処理をしたいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました