火星

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2020/10/15の火星(衝の直後)

昨日(10/15)の夜、衝となった直後の火星を撮影した。正確には「日本時間で15日午前6時に衝」だったので、実質的には14日夜(15日未明)ということになる。そのためほぼ一日遅れとなったが、14日の夜は曇りだったので仕方ない。火星 2020/10/15 21:44 (JST)夕方から急に寒くなって風が強めで、シーイングはあまり良くなかった。画像処理では、相変わらず「リムの疑似模様(リング)」が派手に発生して目立つ(天文ガイド2020年11月号参照)。これは誤魔化すのも面倒なの...
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2020/10/13の火星

昨夜の火星。夕方からボヤッとした空で透明度が悪く、その割にシーイングも悪かったが、10/6の最接近以来一週間撮影できていなかったので、とりあえず撮影して処理した。火星 2020/10/13 22:12 (JST)中央経度が14°弱ということで、子午線湾付近が見える。これはズームアイピース8mm(270倍)の眼視でも、ゆらゆら揺れる中ではっきり確認できた。一方、北半球はほとんど模様を確認できなかった。それから、ずっと気になっていた火星の縁(リム)が二重になる件(リンギング)だが...
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2020/10/6 火星最接近

昨夜(2020/10/6)の23:18に火星と地球が最接近となった。視直径は22.6"、光度は-2.6等。一昨年2018年7月31日の大接近時は視直径24.3", 光度-2.8等だったので、それには及ばないが、それにかなり近い「準大接近」と呼ぶべき大きさとなった。幸い天気は快晴だったが、風が強めでシーイングも悪く、風が吹くたび鏡筒がブレる。シーイングの悪さとブレで撮影した動画の質もあまり良くない。さらに透明度も今ひとつ良くない。そのような悪条件だったが、とりあえず処理すると、...
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2020/10/2の火星

10月6日の最接近が目前となった昨夜10月2日の火星(撮影は日付をまたいでいる)。視直径および光度ともに最接近時とほぼ同等レベルとなっている。シーイングは最近にしては比較的良好。ただし透明度は並以下で、時折雲が通過するため撮影のタイミングが難しかった。火星 2020/10/3 00:08 (JST) RGB眼視ではセレストロンズームの8mm(270倍)では明るすぎるためか、北半球はオレンジ一色に輝いていて模様が見えづらく、オリンポス山が分からなかった。南半球のほうは黒っぽい模...
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2020/9/27の火星

昨夜(9/27)撮影した火星。火星 2020/9/27 23:06 (JST)視直径が22秒角を超え、いよいよ大きくなってきた。最接近時で22.6秒角なので、大きさとしては、ほぼ今回シーズンの最大レベルとなった。今回の中央経度では、北半球に目立った模様がなくのっぺりしている。右上部分にオリンポス山がうっすら見えるぐらい。眼視でも北半球が明るく輝いてまぶしく、南半球の模様は見えづらかった。
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2020/9/21の火星

昨夜(9/20の晩)から惑星撮影用の機材セットをバルコニーに出して待機していたが、ベタ曇りのまま日付が変わってしまい、木星・土星は撮影できなかった。そのまま粘っていると3時過ぎから晴れてきて、火星だけなんとか撮影することができた。火星 2020/9/21 04:34 (JST) - RGB火星 2020/9/21 04:56 (JST) - IR850シーイングは相変わらず悪く、常にユラユラしており、ピントを合わせづらい。眼視では、セレストロン8-24mmズームアイピースの8...
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ASI462MCで火星を撮影(2020/9/15)

昨夜(正確には日付が変わって今日の未明)、先日購入したZWO ASI462MCで接近中の火星を撮影した。シーイングは普通程度。時折雲が通過する程度で透明度は良好。今回は初めてIR850フィルター(850nm以上の長波長域を透過する)を使ってみた。火星 2020/9/15 00:38 (JST) - RGB火星 2020/9/15 00:27 (JST) - IR850IR画像の処理は、最初Debayerをしていない画像をそのままモノクロ画像として使おうとしたが、ごく僅かにRG...
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2020/8/29の火星

今日の未明、2時半頃に目が覚めて外を見てみると快晴だったので、慌てて望遠鏡をセッティングして火星を撮影した。シーイングと透明度は良好。火星 2020/8/29 3:32 (JST)右上(北半球の夜の部分に近いところ)にオリンポス山が確認できる。南極冠はかなり小さくなり、眼視では点のようにしか見えない。火星 2020/8/29 4:41 (JST)リンギングがかなり目立っているが、RegiStaxでの処理時にはDe-ringingで消しきれず、本体の模様がぼやけてしまう副作用が...
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2020/8/16 未明の火星

8/15の夜に木星と土星を撮影したのに続き、日付が変わってから明け方近くに火星を撮影した。火星 2020/8/16 3:33 (JST)視直径は16秒角とかなり大きくなり、特徴的な模様もわかるようになってきた。今回は大シルチスやヘラス平原が見えている。気になるのは、外縁部に同心円状の黒い筋が出てしまっていること。これは元動画の状態でうっすら確認できる。元動画元動画に含まれているのでウェーブレット処理によるリンギングでも無さそうだし(強調はされるが)、ちょっと謎。ピントがずれて...
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2020/6/21 火星・木星・土星

2020/6/20の夜(6/21の未明)、火星・木星・土星の拡大撮影を行った。惑星の拡大撮影を行うのは、約2年前の火星大接近(終盤)以来となる。木星は4年ぶり、土星は5年ぶりと、かなりのブランクがある。5年前に転居してからしばらく天文活動をしていない期間があり、その間は火星大接近撮影とたまの遠征による星野撮影は行っていたものの、惑星撮影までは手が回らずにいた。前回(2018)の火星大接近は、火星の砂嵐の発生で模様があまり見えない事態となってしまった。今年は前回比93%の視直径...
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