2021/12/13-14 ふたご座流星群(極大前日・動画無し)

昨夜(2021/12/13-14)はほぼ快晴だったので、極大日の前日ではあったが、ふたご座流星群の動画撮影を行った。機材はいつもの「Meike 6.5mm + ASI482MC」の組み合わせで、下記記事の方法を用いた。

用いた機材と、流星検出方法

まだ極大前日だし、光害地での撮影、かつ月明有りなので、それほど写るとは思っておらず、「10個ぐらい写れば上々」ぐらいに思い、23時前から朝の6時までの7時間程度を自動で撮影して寝たのだが、今日の午前中にPIPPの自動処理で「一コマ飛ばし・静止画化」して、それを今夜比較明合成してみると、かなりの数が写っていることが分かった。

下の画像は、航空機と人工衛星の通過が少ない、1時頃~5時頃の全画像を比較明合成したもの。

1コマ飛ばし比較明・0時58分-5時1分
1コマ飛ばし比較明・0時58分-5時1分

固定撮影なので放射点が移動しており、流星が一点から飛び出す感じは失われているが、数はかなり多い。この他の時間帯や暗いものを含めると数十個はありそう。

先日のしし座流星群や、おうし座北流星群は数個程度だったので動画処理もすぐ出来たが、今回はかなり手間がかかりそうだ。今回は10分毎に区切った動画ファイルが44個作成されたが、そのうち37個に流星が写っており、結局ほぼ全ファイルのチェックをしなければならなくなった。ふたご座流星群をちょっとナメていた。

そういうわけで今日のところは動画が間に合わず、速報というか、ただの感想のみ。極大日の今夜は今のところ曇っているが、明け方に期待をかけて自動撮影をする予定。


余談だが、23時頃~6時頃の全画像を比較明合成すると下のようになる。

1コマ飛ばし比較明・23時頃~6時頃
1コマ飛ばし比較明・23時頃~6時頃

1時頃までは航空機、明け方5時以降は人工衛星の通過が非常に多く、それらで埋め尽くされて訳が分からない状態になる。航空機は場所を変えれば避けられるが、人工衛星はどうしようもない。これからまだまだ打ち上げられるようだし、広角レンズでの撮影はどんどん厳しくなりそう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました