惑星

拡大撮影

惑星撮影動画をPIPPでクロップしてファイルサイズを低減

概要 以前は惑星を撮影した動画を全てNASやBD-Rに保存していたが、最近はカメラやPCの性能向上で解像度や量子化ビット数、フレームレートが上がり、ファイルサイズが巨大になってきて保存が難しくなってきた。そのため、一通りの処理が終わった後は思い切って削除するようにした。しかしそれでも「火星最接近」や「神シーイングによるその年のベスト動画」など貴重な動画だけは保存しておきたい。 そこで、FireCaptureで撮影・作成した元動画をPIPP(Planetary Imaging ...
拡大撮影

2020/11/25の火星

このところずっとシーイングが悪いが、昨夜もよく晴れていたのでとりあえず火星を撮影。 まずは18時14分。 火星 2020/11/25 18:14 (JST) 相変わらず撮影時にはゆらゆら揺れてピントの位置もわからないが、処理してみると前日(11/24)よりはマシな感じになった。偶然ピントが合っていたのかもしれない。シーイングが悪くても、さすがに大シルチスは眼視でもよく見えた。このあたりはまだ黄雲の影響が少ないようだ。ただし大シルチスの南のヘラス平原が明るいのは黄雲の影響かもし...
拡大撮影

2020/11/24の火星

昨日は晴れてはいたが、夕方から雲が多くて撮影のタイミングが難しかった。また風が強くてシーイングの悪さと画像の揺れがひどく、撮影しても大した画像にならないことが予想された。 しかし、このような状態で撮影して処理したらどの程度になるのか試してみるため、あえて撮影してみた。 火星 2020/11/24 18:42 (JST) やはり大きくボケた画像になってしまい、詳細がよくわからない。ピントも合っているのかどうかも定かではない。 処理前には南極冠がわからず、WinJUPOSで北を上...
拡大撮影

2020/11/23の火星(黄雲の変化3)

昨夜の火星。視直径は16秒角を下回り、眼視でもPC画面でも模様が見づらくなってきた。 まずは19時50分。 火星 2020/11/23 19:50 (JST) 大シルチスの南、ヘラス平原からノアキス付近が明るいのは眼視でもはっきり確認できた。これは黄雲が流れてきているのだろうか。また、南極冠はかなり小さく、眼視でも確認しにくい。 次に22時04分。 火星 2020/11/23 22:04 (JST) 子午線湾がはっきり見えないのは黄雲のためか。また、サバ人の湾の南側が明るいの...
惑星

月・木星・土星

今日の夕方、月齢4の月と木星、土星が接近した。 隣家の屋根ギリギリの高度で、しかも空はほとんど雲に覆われていたが、雲が薄くなったところからなんとか撮影した。 上から土星、木星・月 (2020/11/19 17:30) PENTAK KP, リケノン135mm F2.8 -> F5.6, ISO400, 0.5sec. 来月は、12/17の夕方に三日月と木星・土星が接近するが、高度が今回より低いので自宅からは見えそうにない。 また、12/21の夕方は木星と土星が数分角以内に接近...
拡大撮影

2020/11/17の火星(黄雲の変化2)

昨夜も晴天だったので火星を撮影した。黄雲の状況が気になるところ。 まずは18時35分。 火星 2020/11/17 18:35 (JST) 中央経度は約8°で、正面に子午線湾が見えるはずだが、そこからサバ人の湾にかけて半ば黄雲に覆われている。また、左下部分(南東)のアルギル平原の黄雲はかなり明るく、眼視でも目立って見えた。 下は、先月10月13日に近い中央経度(約10°付近)で撮影した画像との比較。 火星: 中央経度10°付近の変化(黄雲の広がり) 先月見えていた模様が、今月...
拡大撮影

2020/11/16の火星(黄雲の変化)

昨夜(11/16)に撮影した火星。 火星 2020/11/16 21:23 (JST) まず眼視で確認したところ、4日前(11/12)の撮影時とほぼ同じ中央経度(58°弱)のはずなのに、模様の様子がかなり違うことに違和感を覚えた。どうやらその頃発生した「黄雲」が広がってきて、南半球の模様を覆ってきているようだ。 11/12の眼視観測では、クリュセ平原(クリセ)がとても目立って明るいことに注意を惹かれたが、どうやら黄雲の発生だったようだ。今回はクリセの付近は11/12ほどの明る...
拡大撮影

2020/11/12の火星

火星 2020/11/12 18:54 (JST) 昨夜は早いうちから曇ってくるとの予報だったので、早めに撮影を行った。 シーイングは最近にしては若干マシな状態。 Pentax XW7mm(約300倍)の眼視では、点のような南極冠と正面のオーロラ湾、その北のクリュセ平原(クリセ)が目立ってよく見えた。上の画像ではクリュセ平原はそれほど明るくないが、眼視では何故か他の地域よりも明るく輝いて見えた。 北半球の上辺近くのアキダリアの海付近は霞のように白っぽくなっていたが、処理後の画...
拡大撮影

2020/11/11の火星

火星 2020/11/11 20:41 (JST) 昨夜の火星。 最接近時と同じく、目玉のような太陽湖が再び正面に巡ってきたが、視直径は約18秒角とずいぶん小さくなった。 ほんの数日間を空けるだけで、どんどん小さくなっていく印象。 シーイングは相変わらず悪く、セレストロンズーム8mm(270倍)の眼視では太陽湖がはっきり分からなかった。南半球が全体的に黒く、太陽湖の部分がなんとなく色が薄い感じ。北に突き出ているオーロラ湾はなんとなく分かる程度。 南極冠は小さくて点のようだが明...
拡大撮影

2020/11/8の火星

昨夜の火星。 火星 2020/11/08 21:24 (JST) 視直径は19秒角を下回り、最接近時と比べてかなり小さくなった印象。しかし今後10年間のどの最接近時よりも、まだ大きい(こちら参照)。まだ見頃が続いていると言える。 しかしシーイングは相変わらず悪く、ピントが合っているかどうかわからない状況。 眼視では、XW7mm(約300倍)で南半球全体が黒っぽくなっているのがすぐ分かる。目を凝らして詳細を見ると、中央は「シレーンの海」でこれははっきり分かった。西寄りに大目玉の...
タイトルとURLをコピーしました