系外銀河 NGC7332・NGC7339

系外銀河 NGC7332・NGC7339
ペガスス座の系外銀河 NGC7332(右・光度11.0等・視直径4.2’)・NGC7339(左・光度12.1等・視直径3.0’)
  • 【環境】
    • 2021/11/27 18:49 – 22:02/ 兵庫県明石市/気温5℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.8
    • 2021/11/28 19:05 – 21:47/ 兵庫県明石市/気温6℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.8
  • 【光学系】R200SS + エクステンダーPH(1120mm F5.6)/ Comet BPフィルター
  • 【カメラ】ASI294MC Pro
  • 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
  • 【ソフトウェア】<撮影>APT3.90/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
  • 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン200・オフセット30・180sec x 110コマ(合計330分)/PHD2によるオートガイド
  • 【処理法】
    • 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
    • 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
    • 67%に縮小・トリミング有り

光害地の自宅から撮影した、ペガスス座の系外銀河NGC7332(画面右側)とNGC7339(画面左側)。

両方とも11~12等級で視直径も3~4分角と、単独の撮影対象としては暗くて小さいが、それが2つ接近して並んでいるところが面白い。実際にこの2つの銀河は互いの周りを回っている可能性があるそうだ(Wikipediaより)。

位置としては下図の通りペガススの前足の付け根付近となる。

小さい銀河なのでピクセル等倍で処理したかったが、それではノイズが目立ってしまうため、67%に縮小した。それでもNGC7332(右)のレンズ状になった中心部や、NGC7339(左)の内部構造が何となく分かる。

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