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【機材】 LVI スマートガイダー (3)

前回・前々回のテストでは、ガイド鏡として遠征持ち出し用のミニボーグ60EDを用いた場合、3等星以下の暗いガイド星での精度が良くなかった(実用上何とか使える精度は出るが、不安定で歩留まりが悪い)。それはおそらく、暗い星では露出時間が長くなるため、赤道儀への補正信号送出間隔も長くなってしまい、細かな制御が出来ないためだと思われる。そこでその後、ガイド鏡の構成を色々変えて試してみた。機材はこれまでと同じく、赤道儀がケンコーSE2、撮影鏡がW.O社FLT98CF(D=98mm, f=...
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【機材】 LVI スマートガイダー (2)

前回のテストで、2等級のガイド星を用いたガイドはうまくいったが、4等級ぐらいのガイド星では星が流れてしまった。暗めの星では露出時間が自動的に長くなってしまい、それにつれて赤道儀への修正信号の送出間隔も長くなったため、設定が合わなくなったのだろう。残念ながらそのときはカメラの電池切れでそこまでとなっていた。そこで翌日、暗めの星でのガイドを再試行することにした。機材は前回と同じで、撮影対象も同じM42である。ガイド星は、オリオン座のη星(3.4等)とした。ガイドマウントがあれば、...
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【機材】 LVI スマートガイダー (1)

・2009年12月購入現在、私が主に使用しているオートガイダーは「iAG」であるが、これはパソコンを必要とする。しかし遠征時にはあまり大きなバッテリーは持っていけないので、電力を食うパソコンは出来るだけ使用したくない。そういうわけで遠征用にスタンドアローン型のオートガイダーとして、LVIの「スマートガイダー」を購入した。スマートガイダーの一式は割と小さなケースに収まっている。電源は12V、カメラとの接続はLANケーブルを流用しているようだ。赤道儀のオートガイド端子には6芯のモ...
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iAG 0.4.0 リリース

オートガイドソフト「iAG」の、Ver.0.4.0がリリースされた(詳細は下記URL)。開発日記によると、今回の変更点は下記(引用)の通り主光学系カメラ露出機能およびグラフ機能をプラグイン化し、プラグイン選択により機能選択できるようにした。Pluginの管理ツール PluginManager を添付した。CameraのLowerCutThresholdの初期値を32とした。(元は128)主光学系カメラ露出制御の最終ショット時のAfterTimeとShiftをしないように変更し...
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200mm望遠レンズ用 bahtinov mask

一昨日は、インクジェット用OHPフィルムで望遠鏡(FLT98)用のbahtinov maskを作ったが、昨日は200mm望遠レンズ(EF200mm F2.8L USMII)用を作ってみた。こちらのサイトで、焦点距離200mm、口径71.4mmとしてmask画像を作成した。この細かさでは切り抜いて作るのは大変そうだ。どうも開口部が小さいように思えるが、とりあえずそのままインクジェットプリンタでOHPフィルムに印刷し、段ボールをフードに巻き付け、それにテープで仮止めした。頼りない...
望遠鏡直焦点

OHPフィルムでお手軽にbahtinov maskをつくってみた

私は天体写真にKissX2を使っており、ピントはライブビューで合わせているが、これではなかなか一回で決まらないことが多い。ちゃんと合わせたつもりでも試写してみるとズレていたりする。特にEF200mmF2.8開放では結構手こずっている。そこで何か良い方法はないかネットを検索していると、最近「bahtinovマスク」というものが話題になっていることが分かった。多くの方がブログなどで取り上げており、評判もなかなか良い。下記のサイトでは、対象光学系の焦点距離や口径などを入れるとマスク...
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Paintgraphic2

私が撮影した天体画像の処理に利用しているのは、主に「ステライメージ6(以下、SI6)」と「Photoshop Elements8(以下、PE8)」だ。ほとんどの処理はSI6で行っているが、ノイズ低減と最後の微調整はPE8の方が使いやすい。だいたいはこれで間に合っているが、PE8は一部の機能で16bit(/チャネル)カラーが扱えないところが難点だ。特にレイヤー機能で16ビットカラーが扱えないのが惜しい。JPEG出力前の最終段階なら8ビット(/チャネル)カラーに落としても良いが、...
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PHD GuidingとiAGの実写テスト

先日からiAGのASCOM対応に伴うテストを行っていたが、月があったり雲が多かったりして実写は出来ていなかった。しかし昨夜、ようやく撮影が出来るぐらい晴れたので、PHD Guidingも合わせて試写を行った。空の状態:SQM測定値=17.6~17.8程度撮影環境は下記の通り赤道儀:ケンコースカイエクスプローラー2撮影鏡:William Optics FLT98CF (D=98mm f=618mm)クローズアップレンズAC2による簡易レデューサーLPS-P2フィルターカメラ:E...
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PHD Guiding + EQASCOM でPulseGuide

先日からオートガイドソフト「iAG」のASCOMによるガイドのテストを行っているが、どうもPulseGuideでの動作に怪しいところがある。SE2赤道儀はEQMOD ASCOM Driver(EQASCOM)で一応動作させることが出来たが、細かな不具合がまだあるようで、開発者も引き続き改良を行っているところだ。そこでガイドソフトを「PHD Guiding」に変更し、同じEQASCOMドライバを用いて動作させて、その様子を見てみた。私がPHD Guidingを導入・使用するのは...
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オートガイドソフト「iAG」がASCOMに対応

フリーのオートガイドソフト「iAG」がVer0.3.0でASCOMに対応した。従来はUSB-IOを用いたリレーボックス方式のみであったが、赤道儀制御部分をプラグインとして分けることでASCOM対応が可能になったそうだ。そのため、ソフトウェアのインストールは、本体のインストール後に赤道儀制御プラグインを別途ダウンロードして所定のフォルダ(iAGPluginTelescopeControl)に手動でコピーする必要がある。私は既にUSB-IOリレーボックスを所有しているのでASCO...
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