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2020/8/15の木星と土星

昨夜はシーイングが良好な快晴となり、やっとまともな条件下で木星と土星を撮影することが出来た。 まずは木星。 木星 2020/8/15 22:44 (JST) これまでは薄雲や悪シーイング下での撮影が多く、ピクセル等倍では見るに堪えない画像であったため2x2ソフトウェアビニングで半分に縮小していた。しかし今回はそこそこ良好な画像が得られたのでピクセル等倍とした。 また、今回初めてWinJUPOSのDe-rotation機能を使って、90秒の動画の3回分を合成した。確かに1回分の...
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2020/8/6の木星

梅雨明けしても雲が多い毎日が続き、晴れても透明度が非常に悪い。 これは、8/6の夜、一等星がなんとか見えるほぼ薄曇りの中、無理やり撮影したもの。 透明度は非常に悪く、眼視でも全体的に茶色ぽかった。なかなかまともな状態で撮影できずにいる。 このような空なので、土星は暗すぎてあきらめた。 火星は明け方撮影すれば良いのだが、天候が不安定で、いつにわか雨が降るかわからない状態で望遠鏡を出したままに出来ず、撮影できていない。 8/6以降は昼に晴れることは多いが、夕方から夜にかけて雲が多...
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2020/8/2 の木星

惑星の撮影は6月21日未明以来ずっと天気が悪くて実施できていなかったが、梅雨明けが長引いているうちに、木星も土星も衝を過ぎてしまった。 昨夜も雲が多い天気だったが、長らく撮影していないので雲の隙間を狙って木星を撮影してみた。 ただ、ごく薄い雲が常にかかっている状態で透明度が悪く、ぼんやりした感じ。 このあと土星を撮影しようとしたら、再び雲に覆われてしまった。 翌日は平日のため夜ふかしも出来ず、火星もまだ見えない時間帯なのでこれで撤収した。
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二重星の試写

先日の木星・土星・火星を撮影した晩、各惑星が昇ってくるまでの時間待ちの際、待機中の惑星撮影セッティングそのままで二重星が撮影できるのではないかと思い、試しに撮影してみた。 これまで二重星を拡大撮影したことはほぼなかったので、ノウハウもまったくなく、導入して適当な設定で動画撮影しただけ。ただ、どの程度分離できるものか試したかったので、離角が小さめのものを選定した。 まずは、うしかい座ε(イザール/プルケリマ) うしかい座ε(イザール/プルケリマ)  (2017) 2.6等/4....
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2020/6/21 火星・木星・土星

2020/6/20の夜(6/21の未明)、火星・木星・土星の拡大撮影を行った。 惑星の拡大撮影を行うのは、約2年前の火星大接近(終盤)以来となる。木星は4年ぶり、土星は5年ぶりと、かなりのブランクがある。5年前に転居してからしばらく天文活動をしていない期間があり、その間は火星大接近撮影とたまの遠征による星野撮影は行っていたものの、惑星撮影までは手が回らずにいた。 前回(2018)の火星大接近は、火星の砂嵐の発生で模様があまり見えない事態となってしまった。今年は前回比93%の視...
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惑星撮影機材の試行錯誤(一応の目処)

先日から惑星撮影用機材の組み合わせについて試行錯誤していて、前回は合成F値が狙いの30より若干暗めの32になっていた。 今回は眼視側のBORG直進ヘリコイドSをM42ヘリコイドTに変えて光路長を短縮し、カメラ側もそれに伴ってM42P0.75延長筒を減らして、パワーメイト2.5xと鏡筒の距離を短縮した。これで主鏡の繰り出しが減って主焦点距離が短くなり、合成F値が明るくなるはず。 惑星撮影用機材 ただし、接続間違いが一箇所あったのに後で気がついた。カメラ(ASI183MC Pro...
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Powermate 2.5xおよびADCの導入と惑星撮影機材の試行錯誤

先日、ミューロン180Cの接眼部の後ろに接続する惑星撮影用機材の仮組みをしたが、合成F値が42と暗すぎる結果になった。これは使用したバローレンズからカメラセンサーまでの距離が長過ぎ、拡大率が公称値(2.5倍)から大幅に上がってしまったため。 そこで今回、カメラまでの距離によって拡大率が変わらない(らしい)パワーメイトの2.5倍(1.25インチ)を導入して再構成した。また、ついでにZWOのADC(大気分散補正プリズム)も購入して組み入れたので、結局、惑星撮影機材の定番的組み合わ...
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ミューロン180CとASI183MC Proによる月面の撮影

前回仮組みした惑星撮影用のセッティングは、合成F値が42で狙いより暗くなり、再検討が必要なことが分かった(具体的には2.5倍パワーメイトの購入)。 それはさておき、金星撮影後に月齢11.9の月が高く昇ってきたので、そのままの構成(合成F42, 合成焦点距離7577mm)で月面を撮影してみた。 月面拡大撮影(合成焦点距離7577mm) 【環境】2020/3/6 19:35:18(撮影開始)/兵庫県明石市/気温 未測定/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】ミューロン18...
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ミューロン180Cによる惑星撮影用機材検討

先日から新しい惑星撮影用鏡筒であるタカハシ「ミューロン180C」、CMOSカメラのZWO「ASI183MC Pro」を導入したので、手持ちの機材を組み合わせて惑星撮影用機材を仮構築してみた(ASI183MC Proの導入経緯はこちら)。 ミューロン180Cによる惑星撮影用機材 直視側はカメラ側。カメラ(ASI183MC Pro)はDeepSky撮影兼用(予定)なので組み換えやすさを優先し、EOSマウントアダプターを付けたままにしている。そのため、バローレンズ後部にアダプターを...
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ミューロン180C ファーストライト

先日、新規にタカハシ「ミューロン180C」を購入した。ファーストライトはとりあえず導入しやすい「月」。 タカハシ ミューロン180C (ビクセンフリップミラーで、アイピースとカメラを切り替え) 私の所持している鏡筒の最大口径は、これまではケンコーSE120の12cm。これはアクロマートで低倍率の眼視用で、写真がメインの現在はほとんど使っていない。 惑星には3枚玉アポクロマートのFLT98CF(9.8cm)を用いていたが、短焦点で惑星にはあまり向いていなかった。 そのため惑星用...
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