拡大撮影

拡大撮影

NexImageとQcam S7500を、木星撮影にて比較

現在私が天体向けに用いているWEBカメラは、セレストロンの「NexImage」とロジクールの「Qcam S7500」である。 NexImageとQcam S7500 NexImageはオードガイドシステムである「ガイドウォーク」に用いるためにセットで購入したもので、天体向けとして作られているので無改造で31.7mmの接眼部に差し込んで使うことが出来る。センサーはCCDだ。一方S7500は一般的なWEBカメラでセンサーはCMOS。望遠鏡に接続するためにレンズの除去と31.7mm...
拡大撮影

木星の暗斑(衝突痕?)

梅雨が明けてもすっきりと晴れず雲の多い天気が続いているが、昨夜は久しぶりに晴れ間が広がったので、木星を撮影してみた。 jupiter, W.O.FLT98, 5x Powermate, NexImage, 1/20, 20fps 木星の自転は10時間弱と速く、あっという間に模様が移動してしまう。23時41分には大赤斑は中央付近にあったが、その後雲によって撮影できず、約100分後に再び撮影できたときはほとんど見えなくなっていた。 ところで、1時24分の画像の南極付近(上側)にう...
拡大撮影

月面の拡大撮影と、デジカメのセンサークリーニング

先日、月齢8.4の月をFLT98で直焦点撮影した後、ついでにパワーメイト(5倍)を用いての拡大撮影も試してみた。パワーメイトの接眼スリーブ部を外してレンズ部のみを拡大撮影アダプター(SD-1X)に組み込み、KissX2を接続して撮影した。撮影は1コマのみでコンポジットは行っていない。 アペニン山脈~雨の海付近 FLT98 / 5倍パワーメイト  拡大撮影Kiss X2, ISO1600, 1/8sec.25%に縮小・アンシャープマスク処理 *アポロ15号の着陸地点がある。 月...
拡大撮影

【機材】5x パワーメイト(木星撮影でナグラーズームと比較)

・2009年7月購入 これまで何回か木星をNexImageで撮影したが、そのときの拡大方法はアイピースによるものであった。しかし、バローレンズによる拡大法についても一度試してみたいと思い、惑星撮影では評判の良さそうなテレビュー社の「5倍パワーメイト(1 1/4インチ)」を購入してみた。 5x パワーメイトとナグラーズーム ナグラーズームと並べてみたところ。結構長さがあるが、ほとんどが接眼スリーブ部であり、レンズ部はそれほどでもない。 5x パワーメイト分離 レンズ部と接眼スリ...
拡大撮影

木星(2009/6/27未明)

2009/6/27未明に撮影した木星画像の処理を行った。 2009/6/27 3:54W.O.FLT98 / UW-6mm 拡大撮影法NexImage 15fps 動画約100秒RegiStax5 / ステライメージ6 / フォトショップエレメンツ51196フレームをスタック まず動画の撮影だが、NexImageの設定について最適値がよく分からなかったので、パソコンの画面で見て木星面の明るさが程々あって、ノイズが出来るだけ少なくなるようにゲインと露出時間を調整した。 取り込ん...
拡大撮影

明けの明星(金星)

明けの明星(金星) 2009年6月27日 4:18KiisX2 / タムロンA16 29mm F5.0プロソフトンA使用ISO400 1/2sec 最近は、昼間に晴れていても夜には曇ってしまうというパターンが続いていたが、昨夜は透明度は悪いながらも晴れ間が継続し、久しぶりに星を見る事が出来た。そこで、夜遅く帰宅してからオードガイドのテストや直焦点撮影、木星の撮影などを色々と試していたが、あっというまに薄明が始まってしまった。夏至を過ぎたばかりということで、現在の薄明開始はとて...
拡大撮影

天体観測の教科書 惑星観測編

2009年6月購入安達誠(編)、誠文堂新光社、2009、ISBN: 978-4416209141、2,200円+税 (表紙画像はこちら) 毎年のことだが、春~夏にかけては晴れても空が白っぽいことが多く、光害地では星雲星団の観望や撮影はあまり出来ない。そこで、今年はナグラーズームやWEBカメラ(NexImage)も入手したことだし、木星も見頃になってきたので、月・惑星を見てみよう(撮影してみよう)、と思い立った。 しかし、私は昔から星野写真中心なので、月や惑星はちゃんと観測した...
タイトルとURLをコピーしました