- 【環境】2010/5/4 20:59- /兵庫県神河町砥峰高原/気温不明/光害レベル:SQM-L測定値=21.0
- 【光学系】William Optics FLT 98 Triplet APO (D=98mm f=618mm)
- 【カメラ】EOS Kiss X2(無改造)
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/miniBORG60EDガイド鏡/ガイドカメラ NexImage/USB-IO
- 【ソフトウェア】】<オートガイド>iAG<撮影>-<処理>(下記の通り)
- 【撮影法】ISO800, 300sec. x 6
- 【処理法】:ステライメージ6,Photoshop Elements8による処理、ピクセル等倍、トリミング有り
春になってからは、晴れても黄砂で空の状態が良くない事が多く、写しやすい球状星団ばかり撮っている。
今回は、先月4日に撮影したM53(かみのけ座の球状星団)を処理した。
この日は、5月初旬にしてはかなり気温が高く、撮影時間も早かったためにノイズが盛大に出てしまった。また、黄砂もひどく、光害もSQM-L測定値で21.0と、砥峰高原にしては悪い数字となった。
これ(↑)はダーク減算していないJPEG出力画像のピクセル等倍切りだしだが、上記の悪条件が重なった結果、かなり悲惨な状態となってしまった。
これを処理した結果の等倍画像が一番上の画像だが、ダーク減算してもノイズを消しきれなかった(ピントもちょっと甘い)。
これから夏季にかけて、非冷却デジカメの等倍画像はノイズが目立つので、2×2ソフトビニングでも見られるような、大きめの対象を撮影するべきと思う。
コメント