- 【環境】
- (1)2021/9/16 1:13 – 2:35 /兵庫県明石市/気温26℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.1
- (2)2021/9/19 22:28 – 9/20 1:51/兵庫県明石市/気温22℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.8(月齢12.6の月明有り)
- 【光学系】ミューロン180C + 純正レデューサー(1780mm F9.9)/ CometBPフィルター
- 【カメラ】ASI294MC Pro
- 【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/ガイド鏡:ミニボーグ50+クローズアップレンズNo.2/ガイドカメラ:ASI178MM
- 【ソフトウェア】<撮影>APT3.88/ <ガイド>PHD2/ <処理>(下記の通り)
- 【撮影法】センサー温度0℃・ゲイン300・オフセット30・60sec x 229コマ(合計229分)/PHD2によるオートガイド
- 【処理法】
- 前処理(リニア):PixInsight – WBPP, ABE, DBE, PCC
- 後処理(ノンリニア):ステライメージ9・Photoshop
- ピクセル等倍・800×800で切り出し
光害地の自宅で撮影した、はくちょう座の惑星状星雲NGC7048(右下の恒星は単なる8等星だが、光条が出ていたのでアクセントとして入れてみた)。
この星雲は有名な「北アメリカ星雲」のすぐ側にある。
サイズが小さい(1分角)のと、近くに有名な星雲がたくさんあるため、これまで撮影することがなかったが、今年春頃よりミューロン180Cで惑星状星雲を撮影するようになってから、初めて注目した。
外側が赤色で内部が青緑、内部にモヤモヤとした暗黒星雲のようなものがあるという特徴は、M57(環状星雲)やM27(あれい星雲)に似ているが、一番良く似ているのはNGC6781(わし座)。
上側(北側)の輪郭がややボヤけているところもそっくり。
なお、今回は2晩にわたって撮影している。私の撮影方法(機材)はワンショット・カラー撮影で、その手軽さが重要なため、あまり複数晩にかけての撮影はしなかった。ただ、ミューロン180CはF10と暗いために露出不足になりがちであり、それを補うために面倒だが複数日の撮影もやむを得ないかと思っている。
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