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ミニボーグ60EDでの一般撮影

昨年夏にミニボーグ60EDを購入したが、購入直後に月や木星の試写をした後は、もっぱらガイド鏡として使用しており、眼視や撮影には用いていなかった。 天体撮影に用いていない理由は、レデューサーを持っていないことと、遠征時に晴れた場合はFLT98CFによる撮影を優先させてきたためである。しかし、汎用性のあるミニボーグをガイド鏡だけに使うのはもったいないので、一般の撮影に使うとどうなのか、一度試してみる事にした。 ボーグの公式サイトでは、最近特に野鳥撮影に力が入っているようだが、野鳥...
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市販のBahtinov Maskを買ってみた。

先日、「bahtinovマスクが日本国内で販売開始」という記事を書いたが、私は既にOHPフィルムで作ってしまったので、購入する必要はあまり無いかも、と思っていた。 しかし以前に、「ケンドリック社製なので国際光器さんが扱ってくれたらいいのに・・・」とか書いたので、やはりここは一つぐらい買って試してみるべきだろう、ということで、「90mm~105mmクラス鏡筒用(BM6006)」を国際光器さんの通販で購入してみた。 材質は塩化ビニール系の柔らかい素材だそうで、多少曲げられてもすぐ...
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夜露防止ヒーターの電源をエネループで

スカイメモRを復活運用するために三脚をカメラ三脚にして設置を簡単にしたが、ここで夜露防止ヒーターの電源が問題として残った。 昨年半ば頃までは、夜露防止に「エネループカイロ」を用いており、フードの長い望遠レンズではそこそこ使えていたが、フードの短い広角レンズでは湿度が高い日に夜露がついてしまう事があった。 そこで、こちらのサイトから「夜露防止ヒーター」を購入し試用したところ、かなりの効果があり、広角レンズを天頂へ向けても全く夜露がつかなくなった。ただし、このヒータには12V電源...
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スカイメモR 復活計画

私は一昨年の夏にEOS Kiss X2を購入して約10年ぶりに天体写真撮影を再開したが、それから昨年末までの約1年半ほど、遠征にはスカイメモRを持ち出していた。これは1998年に購入したもので、購入当時は銀塩による星野写真撮影に用いていた。 それが、今年に入ってから直焦点撮影機材を持ち出すようになったため、それに押し出される形で車から降ろしてしまった。 一番の原因は、専用三脚&微動マウントの大きさである。 スカイメモRと専用三脚&微動マウント これはしっかりと安定していて極軸...
光害地

SQM-Lによる光害測定値の検証

梅雨入りしてからこれまでほとんど晴れ間が無く、警報が出るような大雨が降ったりして、星を見る事が出来ない日がずっと続いている。最近は機材関係の更新もないし、天文活動はちょっと一休みという状態である。 さて、SQM-Lを昨年秋に購入してから半年以上が経過したが、その間、季節によってどの程度の違いが出ているのか、お休みついでに比較してみた。 まず砥峰高原だが、おおよそ0時近辺の天頂の値を比べてみた。グラフを見ると、秋冬(青色)と春(オレンジ色)であまり変わらず、おおよそ21等台前半...
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bahtinovマスクが日本国内で販売開始

国際光器さんから、ケンドリック社製の「bahtinov mask」が販売開始となったようだ。(読み方がよく分からなかったが、「バーティノフ・マスク」となるらしい) 昨年末にこのbahtinov maskを自作した記事にて、 なお、このbahtinovマスクはここで販売しているようだが、海外通販はちょっと抵抗がある。国内でも国際光器あたりが扱ってくれると良いのだが。 と書いたのだが、それが実現した。ケンドリック社製ということで、やはり国際光器さんからとなった。この製品はプラスチ...
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iAG 0.6.0 リリース

オートガイドソフト「iAG」のバージョン0.6.0がリリースされた。 今回の更新内容については開発日記に詳しく書かれているが、新しい機能として「ダークフレーム減算」が追加されている。 私がガイド用に用いているWEBカメラはNexImageとQcam S7500だが、S7500の方はハズレなのか、かなりノイズか多い。特に夏場は暗めの星がノイズに埋もれてしまうようになり、使いにくい。 そこで、一昨日、砥峰高原でiAG0.6.0RC版でダークフレーム減算の機能確認を行った。 左が減...
系外銀河

2010/5/4 砥峰高原でiAGのテスト

昨日は快晴ではあったが黄砂のためか空が白っぽく、さらに零時には月が出てくるので、遠征するかどうか迷うところではあった。しかしモバイルノートPCも購入したところなので、野外での「iAG」運用テストを兼ねて砥峰高原に行くことにした(メンバーは私とりんしゃんさんのみ)。 砥峰高原 月の出が早いので、薄明終了前に現地に着いた。空はほぼ快晴だが、やはり白っぽくかすんでいて良い状態ではなかった。とりあえず機材を組んでいくうちに薄明も終わり、ガイドのテストに取りかかった。 機材は下記の通り...
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モバイルノートPC(Gateway EC1400-41R)

これまで遠征でのオートガイドにはPC無しで済む「LVIスマートガイダー」を用いていた。しかし、オートガイド以外にも、リモートライブビューでのピント合わせや撮影画像の確認などのために、やはりPCが有った方が良いと思うようになってきた。バリアングル液晶でないデジタルカメラと屈折望遠鏡の組み合わせでは、撮影対象の高度が高くなってくると、カメラ本体での画像確認や操作がかなり苦しくなってくる。それに「iAG」によるオートガイドは自宅だけでなく遠征時にもやってみたい。 しかし、現在自宅に...
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ベランダ復活&2台目のSE2赤道儀

今年1月初めから3ヶ月半の間、マンションの大規模修繕工事のために建物周囲に足場が組まれ、カバーがかけられて、ベランダからの星見が出来ない状態であった。それが昨日、やっと足場が撤去されて再びベランダからの星見が可能な状態となった。 しかしこの間、冬の澄んだ空での観望は出来ず、最接近の火星を見逃し、土星も夕方には南天高く昇ってしまい、南東向きのベランダからはほぼ見えない状態となってしまった。これから夏にかけては空の透明度も悪く、梅雨もあるので、あまり星見に適した季節とは言えないし...
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