フラット画像

機材

フラット画像撮影用ELシート(小口径用小型版)

フラット画像撮影については、約8年前の2012年にELシートを購入して、それでこれまで特に問題なく運用できている。これについては下記記事に詳細を書いている。 このときは最初に買ったELシートの色むらが大きくてフラット処理がうまく行かなかった(処理画像に無視できない色むらが生じた)。それで別のところで買い直した。ELシートは買ってみないと当たり外れがわからない。同じ販売者のものであっても、その時送られてきたものが色むらのある部分に当たるかどうかは運次第だと思う(全体的なシートの...
星野

ELシートの違いによるフラット画像の差

先日購入したELシートとKissX4で撮影したフラット画像に色ムラがあり、曇天でフラット画像を撮り直した(こちら)。 そのELシートを見てみると、うっすらと色ムラが見えたので、これはELシートが原因である可能性が大きいということで、こちらから新たにELシートを購入し直した。購入したのは高輝度白色タイプのA5版。 左が先日購入して色ムラが有りそうな方(以下、「古い方」)。右が今回購入した高輝度タイプ(以下、「新しい方」)。 Camera RAWの昼光設定で現像したが、どちらも青...
画像処理

RStackerによるEOS Kiss X4の画像処理

私が天体撮影に用いているデジカメはEOS Kiss X2(改造機と無改造機1台ずつ)で、RStacerのテストもKiss X2のファイルでしか行っていなかったが、先日、多可町でA(2)さんのKiss X4を借りて撮影することが出来たので、一連の処理を行ってみた。 撮影対象はふたご座のカストルの足元付近の星野で、散開星団M35やくらげ星雲、モンキーフェイス星雲等がある領域である。 レンズはEF 100mm F2.8L マクロ IS USMを付けてスカイメモRに載せ、F2.8開放...
画像処理

ELシートとRStackerによるフラット補正処理

これまでフラット補正用の画像は、鏡筒の筒先にトレーシングペーパーを付け、ベランダから空に向かって撮影していた。しかし、雲などで空の色や明るさが撮影中に変わったりするので、安定した光源としてELシート(ELパネル)を購入してみた。ELシートはフラット画像撮影用として多くの方が使用しており、私も遅ればせながら・・・というところである。 購入先は、色々検索してその中でも安価だった、こちらのサイトの通販で、サイズはA5の白色とした。中国製で、インバータ付きで5千円(送料・税別)。電源...
画像処理

RAP2のDNG書き戻しバッチ機能でフラット補正

RAP2(プレリリース版)が世に出て3年余り。多くの方がこれを使う中、私も先日やっとこれを導入した。ちょうど5月に更新(Build:2.0.2.412)があったようで、複数画像をバッチ処理で一括してDNGへ書き戻しできるようになったようだ。購入のタイミングとしては良かったかもしれない。 これまでの私は、ステライメージ6(SI6)でRAW現像「後」にフラット処理していた。本当はRAW現像時にダーク減算と共に行うのが良いらしいが、処理対象画像とRGBのバランスが同じフラット画像を...
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