CMOSカメラ

拡大撮影

Powermate 2.5xおよびADCの導入と惑星撮影機材の試行錯誤

先日、ミューロン180Cの接眼部の後ろに接続する惑星撮影用機材の仮組みをしたが、合成F値が42と暗すぎる結果になった。これは使用したバローレンズからカメラセンサーまでの距離が長過ぎ、拡大率が公称値(2.5倍)から大幅に上がってしまったため。 そこで今回、カメラまでの距離によって拡大率が変わらない(らしい)パワーメイトの2.5倍(1.25インチ)を導入して再構成した。また、ついでにZWOのADC(大気分散補正プリズム)も購入して組み入れたので、結局、惑星撮影機材の定番的組み合わ...
彗星

アトラス彗星(C/2019 Y4)・光害地・月明あり

アトラス彗星(C/2019 Y4) 2020/3/17 2:27-3:30(JST) おおぐま座を通過中。推定光度8.8等 【環境】2020/3/17 2:27 - 3:30/兵庫県明石市/気温 0℃/光害レベル:SQM-L測定値=19.0(月齢22.1の月明有り)【光学系】FLT98CF直焦点(618mm F6.3)/ SVBONY CLS + ZWO IR/UVカットフィルター【カメラ】ASI183MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド...
系外銀河

NGC7331とステファンの五つ子(光害地)

ペガスス座の系外銀河 NGC7331(光度9.5等・視直径10.7')と「ステファンの五つ子」、および周辺の系外銀河 【環境】2019/11/30 18:48 - 21:34/兵庫県明石市/気温 8℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.3(一部、月齢3.8の月明有り)【光学系】FLT98CF+ フラットナーレデューサー4(約490mm F5)/ サイトロン Quad BP + ZWO IR/UVカットフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2...
拡大撮影

ミューロン180CとASI183MC Proによる月面の撮影

前回仮組みした惑星撮影用のセッティングは、合成F値が42で狙いより暗くなり、再検討が必要なことが分かった(具体的には2.5倍パワーメイトの購入)。 それはさておき、金星撮影後に月齢11.9の月が高く昇ってきたので、そのままの構成(合成F42, 合成焦点距離7577mm)で月面を撮影してみた。 月面拡大撮影(合成焦点距離7577mm) 【環境】2020/3/6 19:35:18(撮影開始)/兵庫県明石市/気温 未測定/光害レベル:SQM-L測定値=未測定【光学系】ミューロン18...
拡大撮影

ミューロン180Cによる惑星撮影用機材検討

先日から新しい惑星撮影用鏡筒であるタカハシ「ミューロン180C」、CMOSカメラのZWO「ASI183MC Pro」を導入したので、手持ちの機材を組み合わせて惑星撮影用機材を仮構築してみた(ASI183MC Proの導入経緯はこちら)。 ミューロン180Cによる惑星撮影用機材 直視側はカメラ側。カメラ(ASI183MC Pro)はDeepSky撮影兼用(予定)なので組み換えやすさを優先し、EOSマウントアダプターを付けたままにしている。そのため、バローレンズ後部にアダプターを...
CMOSカメラ

ASI183MC Pro の新規導入

主に惑星撮影用(兼・小サイズDeepSky撮影用)のカメラとして、ZWO社の「ASI183MC Pro」を新規導入(購入)した。これは、1インチ・ピクセルサイズ2.4μmのカラー冷却CMOSカメラである。 先月(2020年2月)に惑星用鏡筒として「ミューロン180C」を新規導入したが、カメラは昔から使っている「DBK21AU618.AS (1/4インチ・ピクセルサイズ5.6μm)」をとりあえず仮に付けていた。しかしさすがにスペックが陳腐化してしまっているため、昨年末から新しい...
惑星状星雲

NGC1514/おうし座の惑星状星雲・光害地・月明有り

NGC1514 おうし座の惑星状星雲(光度10.0等、視直径1.9') 【環境】2019/11/9 3:19 - 5:03/兵庫県明石市/気温 11℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.9/月齢12.6の月明有り【光学系】FLT98CF直焦点 (618mm F6.3) / サイトロン Quad BP + ZWO IR/UVカットフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider...
系外銀河

NGC3521 (光害地)

NGC3521 (しし座の系外銀河・光度8.9等、視直径9.5') 【環境】2020/2/24 2:22 - 3:54/兵庫県明石市/気温 3℃/光害レベル:SQM-L測定値=18.9【光学系】FLT98CF + EXTENDER EF1.4X (865mm F8.8) / SVBONY CLSフィルター + ZWO IR/UVカットフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguid...
系外銀河

系外銀河向け光害カットフィルターの検討

最近は遠征に行くことも少なくなり、特に冬期は専ら自宅でカラー冷却CMOSとワンショットナローバンドフィルター(Quad BP)の組み合わせで散光星雲を中心に撮影している。 ワンショット・ナローバンドフィルターは高価なので今のところQuad BPしか所有していないが、輝線星雲、惑星状星雲、超新星残骸に対しては効果的であり、光害地の自宅でもそこそこ満足度の高い画像が撮影できる。また月明によるカブリが少ないので、月夜でも撮影活動できる。 散光星雲(バラ星雲)でのフィルター比較はこち...
超新星残骸

M1 かに星雲(光害地・月明有り)

M1 かに星雲 (おうし座の超新星残骸・光度8.4等、視直径6') 【環境】2019/11/10 0:41 - 2:50/兵庫県明石市/気温 13℃/光害レベル:SQM-L測定値=17.5 (月齢12.5の月明有り)【光学系】FLT98CF 直焦点(618mm F6.3 )/Quad BPフィルター【カメラ】ASI294MC Pro【架台・ガイド】ケンコーSE2赤道儀/D=50mm F4ガイド鏡/Lodestar Autoguider【ソフトウェア】<撮影>APT3.7/ <...
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